見出し画像

Neri Oxmanのマテリアルエコロジーは建築家アレグザンダーの理論をデザイナー的に解釈したものではないのか

Krebs Cycle of Creativityを発表したことでも有名なNeri Oxmanが今年出版した書籍「Material Ecology」をよんでいるんですが、途中ながらも気付きがあったのでその話を。

https://www.amazon.co.jp/Neri-Oxman-Material-Ecology/dp/1633451054/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&linkCode=ll1&tag=kyonmm-22&linkId=fc437048bee788b0e90877a1f7c922a9&language=ja_JP


マテリアルエコロジーをちょっとよんだかんじ

Neri OxmanはMITメディアラボで脱専門家指向などにも言及するようなデザイン系の人で最近はMoMAなんかに展示をだしているらしいです。すごい。最近の動向をしらなかったんですけど、そのMoMAへの展示は「Metarial Ecology」という概念の延長らしいです。これ自体は数年前からNeriは言及しているらしく、それをまとめた書籍が2020年に出版されていたことをつい先日しり、読んでみているところ。

Neriはデザイナーだけあって、やはりその主張はデザイナーとしてのポジショントークが過ぎるのではないかなとおもうところがあったんだけど、いろいろよんでいくうちに。あー、つたえたいことはこういうことかもなとおもえてきて、それをよみすすめるうちに、アレグザンダーとつながる部分があるなぁということでした。

最初はNeriの形にたいする思いの部分でつながりそうかなっておもったんですが、両者はともにジェネレーティブシステムに興味があるのではないのかという部分です。

ここから先は

997字

¥ 100

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?