「アジャイルでよくある誤解にたいする回答」がよくなかったという自戒の話
アジャイルでたまにもらう質問たいして回答していた内容があまりよくないなとおもったので、どう考えるようになったのかを書きました。
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アジャイルでよくある誤解
アジャイル開発をしていると次のような疑問をなげかけられることがあります。
アジャイルだから設計をしないんでしょ?
アジャイルだと中長期の計画をしないんでしょ?
アジャイルとウォーターフォールつかいわけるんでしょ?
これらにたいして次のような回答をしたことがありましたが、すべてよくなかったとおもうようになりました。
いままでしたことがある回答
アジャイルでも設計はしますよ。ちょっとずつ設計していくという面もありますし、アーキテクチャ設計ももちろん。ビジネスの規模におうじてやります。
アジャイルでも中長期の計画が必要であればやります。先行きをまったく考えていないと不安になっちゃいますし。ビジネスとして必要なときもあるとおもいます。でもそれをまもるべきかは、日々かわっていくとおもっています。いまよりも将来の私達はもっとかしこいわけで、そのかしこくなった状態でより適切な計画をたてられるはずです。逆にいえば、いまのわたしたちはあまりかしこくない。未来のわたしたちにくらべて。
イテレーティブな開発ではなくて、工程がわかれているようなウォーターフォール開発が適している場面があるかというはなしですが、十分に分業化とリスクヘッジがとれているプロセス化がされていればそうですね。そうでなければイテレーティブな開発のほうがいいとおもいます。ちがういいかたをすると、十分に分業化され、リスクヘッジの考慮がいきとどいているというのは開発ではなくて生産のことがおおいとおもっています。
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