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バカはバカなりに 不器用は不器用なりに

4年制の看護大学に入学し、はや3年目の春。


noteを初めて投稿してから2年が経ったみたいです。

あれから、私の看護観は何もかわらず

ずっとずっと、診療看護師 特定行為 効率の医療と看護を提供したい

この思いは今も変わらず、夢を見ているものの、
じわじわと実習やその先の病院選び、国試について考えなくてはならないなあ・・・と足取りが重い春、です。

なんで看護師になろうと思ったんだろう、と今の道に絶望はまだしておらず
逆に看護って楽しい!とも思わず

感覚的に、もっとできるようにならないと楽しさがわからない、
もっと理解して覚えないと、問題が呪文みたいでさっぱりわからないから、勉強しなきゃいけない

そういう気持ちで、過ごしています。
いい意味で、まだ向上心持って頑張れています。
そんな自分に一安心。


でも。3年生に上がって渡された、2年次の成績表。


60人しかいないのに、学年順位50位でした。


・・・え?


指定校受験で今の大学への切符を受け取った私にとって、
テスト という存在に対して誰よりも緊張感を持つ性格だからこそ

1ヶ月以上前からテスト勉強を初めて、それなりに本番も解けたというのに。

そんな私が下位10位?

私はどこで差をつけられたの?

みんな、満点取ってるの?

けっこー絶望しました。

でも、原因を見つけました。

私と他の人の差は、提出課題のクオリティにあるということ。

2年になって始まった、看護過程。

この「かんかて」が、私は大の苦手。

自分が考えたアセスメントが、合っているのか間違っているのか
そして、模範解答のような、絶対的な答えがあるのかどうか

自分はどのくらいできていて、何が足りないのか

そういうものを、先生に聞いてもわからないままで

友達に聞いても、自分との違いを見つけられないままで

そんなだから、ずっと「絶対的な答え」が見つけられない
これがまた気持ち悪くてたまらなくて

気づけば、「出せばいい」「期限までに提出すりゃいい」「赤字で修正入れとけばそれなりに良く見えるでしょ」のように

どんどん考えることをやめ、疑問点を解決することを諦めてしまったのです


提出はしているので、単位はもらえるのですが

科目の評価は案の定『C』。
『D』だと落胆なので、かなりギリギリだったんだと思います。


他の科目でも、テストより課題を重きに置いている科目はとことん評価がBかCでした。

あっ、自分、提出課題の質が悪いんだ

そう気付きました。


3年生になったら、後期から1年間、ずっとずっと実習の生活です。
その直前準備として、3年前期はカリキュラムが看護過程、アセスメントにとても重きを置いています。

今回は提出遅れがあったら、その評価は必然的に「×0.6」され、
評価が6割に満たなかったら夏に補修や再テストを受けさせられるそうです。
これに引っかかった者は、毎年「サマーガール」と呼ばれるそうで

この話を受けてから、もう私はサマーガールそのもののマインドでしか、生きられなくなりました。。。汗


私は学年の中で1番アセスメントの自信も実力もない


という自信があるので、

泣きついたもん勝ち 頼ったもん勝ち
サマーガールになってでも、実習前までに

誰よりもアセスメントできるようになってやるわい

そう、萎えながらも、意気込んでおります。。。

数日前までは、一人で考え事をすると涙が出てきてしまうほど、食らっていたんですが・・・・

だいぶ、復活しました。


それとそれと。
年度はじめに行われる、総合テスト。
内容は国試の過去問がシャッフルされたものです。

60人中、43位でした。

今回は本当にノー勉で挑んでしまい
案の定、という感じだったのですが

周りの「勉強してない〜」がどれほど嘘つきか、学ぶことができました。。笑

みんな、根は真面目なんだなあ。

私も、ちゃんと頑張らなきゃなああ。

まず、みんなに追いつかなきゃ。

そのためには、今、みんなよりも勉強に向き合う時間を作らなきゃ。

そう思うと、息が詰まって、涙が出そうになります。


私だって、頑張ってないわけじゃないんだよなあ。

おかしいなあ。

なんでこんなに、納得いく結果にならないんだろう

今までのやり方では、今後はもっと通用しなくなるってことなのか。

自分に自信を持って過ごしていたからこそ、自我が壊される感覚があって、

本当に本当に、自信を無くしました。


でも。みんなはどんどん国試や就活に向けて、真面目になってゆく

メソメソしている暇はなく、ただ単純に、私ももっと頑張らないといけない

その場過ごしの課題やテスト勉強でなく

今後につながる習得法で。

それを見つけるのにもまた一苦労しそうですが

自分の弱点や、変わらなくてはいけないポイントを見つけられただけよしとします

これ以上、差を広げないぞ!

みんなに追いつくぞ!


この春は、自分がいかにばかで、不器用であるかを再認識しました。
あっという間に来る夏にむけ、全力で準備します。




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