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「結果」は選択できないが、「行動」は選択できる #63

どうしても結果を先に考えてからだと自分に行動制限がかかってしまうことはないだろうか?例えば、この物事は自分にとっては損なのか得なのかで判断をすることや、他責にしてしまう。
実は結構多い話で、他の人の考えや行動を変えることは基本的にはできない。一時的にできても永続的に変えていくことはまず無理だ。これは、家族・夫・こどもにも該当する。しかし、それをも無視して他人を変えたがる人が世の中には多すぎるように思う。それよりも、誰が悪いとか、損だとか考えずに、自分にできることはなんだろうって考えて、小さなことでもいいからやるときめて行動する思考と習慣を身につけると悩みにくくなる。その方が自己成長と心の健康にとってもプラスになる。
自分自身も少しでも早く結果を求める傾向にある。売上、目標、結果に集中し過ぎる。本当は結果を出すための行動に集中した方が良い結果がでることがわかっているにもかかわらず期待してしまう。このような事象は誰にでも起こりえることである。

「結果は選択できないが、行動は選択できる」
結果が心配で行動や意思決定になやんだとき、結果は選択できないが、行動は選択できると自分に言い聞かせれば行動できるようになります。
例えば、毎日このようにしてnoteを書いているのも一人でもだれかの為になれば良いと思って真剣に書いている。しかし、これがスキやバズり狙いだけの結果主義でやっていたらこんなにも続いていないし最善は尽くせないと思う。自分が真剣に行うことはできるが、他人がこのブログを見てどう思うかまでは選択はできないのである。あくまでそれは結果で、私には選べない。
そう考えてみると、仕事でも人間関係でも、この後の結果は自分には選択ができないのだから最善を尽くして行動をしよう。と切り替えられるはず。

昇給・昇進・昇格だって同様の考え方ができる。昇給・昇進・昇格は自分では決定することができないのだから、できることは毎日ベストを尽くして業務に取り組むことだ。いつからか、昇給には関係ないから、成績だけ良ければ昇格できるからといって結果ばかりに注目を始める。そこでおそらく愚痴・文句が登場するのであろう。
結果は選べず行動は選べる、という当たり前のことだが、その選べない結果に意識や関心が向きすぎて、行動や計画に意識が向かずにベストを尽くせていないことはある。

このことで悩んでいる人はたくさんいると思う。
何度も繰り返すが、「結果」は自分ではコントロールができないし選択することはできない。「行動」は全て自分でコントロールができる。
最善を尽くした行動の先に結果がある。
この順番を忘れないようにしてほしい。

日々の中で足が止まってしまったり、憂鬱な面談等あるかもしれない。そんな人に伝えたい。自分の行動は選択できるのだからベストを尽くそう。結果はコントロールも選択もできないのだから気にするだけ無駄だと。

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