終われるっていう安堵
穏やかに生きていければそれが私の人生の在り方だと思っていた。
でも自分っていうか自尊心をゴミ箱に捨てるはめになっていく。
私は所謂、専門職。
上は専門職としては凄いかもしれないが、人としてどうなんだろうと色々とメッキが剥がれていく。何も知らない周囲は賛美する。それはいい。ただ、私は内心その光景がまるで北◯鮮みたいで気持ち悪いって思うようになった。
上は自分の世間体や評価ばかり。本当に自分のことを棚に上げてよく言うよな。どの世界も理不尽だらけだ。
そして割と人を見下ろしている。
何が正しいのか分からなくなった。
場面によって異なる正解。
裏を返せば何をしても不正解。
私は言葉を発するのが怖くなった。
悔しかったら見返してみろ、黙らせてみろ、とか言ってきたけど
なんでそんなことしなきゃいけないの?
世の中には一番になりたい、認められたい、成功したい!とかそんな気持ちや野望を奮起としてやっていく人ばかりではない。
そればかりではない。
好きだったことが大嫌いに苦しみになった。
過去の私が頑張った証のものも全て捨てた。
神なんかクソくらえだ。
全部捨てた。
こんなふうになるのは初めてだった。
大事なものだった。
衝動的に全部捨てた。
一部は燃やした。
涙が止まらなかった。
恩はある。
でも、この先ずっとこんな弱い自分が上に従ってやっていかなければいけないって考えると苦しくなる。動悸がする。涙が出る。強い恨みが溢れる。
恩があるから逃げたらいけない、裏切ったらいけない、ずっと思ってきた。
そうやって私自身が自分を縛ってきてしまったみたいだ…
もういいじゃん、って思った。
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