麗らかに #2 noteを始めたら書きたかったこと

悪気が無いとは罪深いことである
～同僚Kさんのこと、私のこと～

昨年秋、職場に私とほぼ同年代の事務職の女性が入職しました。

名前は K さん。

Kさんは、某有名大卒の秀才で
上品なお嬢様風のアラフィフ女性です。

そして……
ちょっと《変わった方》でもあります。

Kさんがいったいどのように変わっているのか
ここで文字に起こして説明するのは
……難しい。

なんせエピソード(武勇伝？)がありすぎるし
ここで上手く伝えられる自信がない。

なので……諦めますが

ざっと言うと

⚫空気が読めない
⚫しつこい
⚫頑固
⚫コミュニケーションが下手

(※これらは本人が自分で言ったことです)

⚫自分の正義や善を押しつけようとする。
⚫頑固を通り越して信じられないほど頑な。
⚫おっとりしてそうなのに棘のある言葉を使う。

(※これは私や同僚が感じていることです)

と、いうところでしょうか。

そんなKさんと過ごす日々
周囲は彼女の自由な言動に
振り回されっぱなしです。

最初は、彼女の丁寧な物言いに好印象を持ち
「良い人が来てくれた✨癒される」と
喜んでいた同僚達でしたが

次第に彼女の言動に

「イライラが止まらない‪💢‬」
「優しくできない‪💢」
と言い出し

ほどなく
彼女が席を立ち事務室を出る隙を狙っては
皆でため息をつき
愚痴を言うようになりました。

最近ではそのイラつきを
あからさまに本人にぶつけたり

時には我慢ならず
声を荒らげて叱責してしまう人もいる程です。

そんな中、大人な私は(笑)……

同僚達に向かって、こう言うのです。

ゆりっぺ:

「まぁまぁまぁ～✋皆、落ち着いてぇ〜。
Kさんには、悪気は無いのよ。
それ故に、の問題はあるけど
彼女をどうにかしようとしても
無理なのは分かってるんだから
こうなったらこの状況を楽しもうよ〜。
怒らない、怒らない🎶」と。

実際私は、彼女に対して
自分で言うのもなんですが
実に、親切丁寧に接しています。

☆皆がめんどくさがり聞こえない振りをする
質問にも丁寧に答え

☆ミスも「どんまい！」と、広い心で受け止め

☆例え余計なことをしてくれても
助言の前には、「ありがとね」の言葉を添え
(※私は事務職ではないため、彼女に直接指導する立場ではない。だからあくまでも助言です)

☆事務室内のギスギスを無くすために
自虐ネタも使って笑いを取り

☆周囲が凍りつく甘え言動
(にゃん🐱ぴょん🐰や～ん❤) さえも
ユーモアで切り返し
(同僚達は皆、この瞬間 かなり殺気立ち
「この女、しめたろか！」的な目 ಠ_ಠ  で彼女を見ます)

それなのに……

それなのにですよ！！

日頃 Kさんに厳しく当たっている
同僚A、Bさんのことを彼女は

「Aさん、優しい〜」😭😭

「Bさんは素晴らしい人ですぅ」👏👏

と、べた褒め。

かたや私は

「ゆりっぺさんて、楽しい方ですねっ」
くらいなもんで

これまでたったの一度も

「ゆりっぺさんて、優しいですよねぇ」
「ゆりっぺさんて、良い人ですよねぇ」

と、言われたことが無い。
もちろん言われたいわけではないけれど
これまた面白いネタになると思い
その話題を同僚にふってみました。

同僚:

「うん、間違いなくゆりっぺさんがKさんに一番優しい。ゆりっぺさんしか、まともにKさんの相手をしていない。だけど確かに彼女の口から、ゆりっぺさんを褒める言葉を聞いことがない。ウケる〜」

と皆が笑うのです。

そして更に

「でもさぁ、Kさんの言動を煽っているのも、確実にゆりっぺさんだよね〜。ゆりっぺさんの煽りのせいでKさんは悪気なく、横暴ともいえる言動を繰り返しているのだから、Kさんよりむしろ悪いのはゆりっぺさんではないのか」

と、言うのです。

その他同僚も、それに

「そうだ✊🏻そうだ〜✊🏻 ̖́-」と激しく同意。

いやいや！！

えっ？

えーーーー∑(๑ºдº๑)!!

煽りは確かに……少しは👉🏻👈🏻

だけどさぁぁぁぁ

と、いう話を
友達に笑い話(ネタ)として報告したのです。

友達はすぐさま

「そりゃ皆が言う通り
間違いなく一番の悪人はゆりっぺだわ！
しかもKさんにさえも君の本性を見抜かれてるってことでしょ」

と、言うわけです。

あっ！
あの時の「この女、しめたろか！」ಠ_ಠ の
あの殺気だった同僚達の目は
Kさんではなく
私に向けられた目だったのか！！！
「これ以上煽るんじゃねーぞ！」の意味か！！！

彼女のことをバカにしているつもりはなく
悪口も言ってない。(これはほんと)

自分が一番大人な対応をしていると自負し
ネタにして笑い飛ばすことで
自分や周囲のストレスを和らげているんだから
いいじゃないか と思っている。

なんなら皆、私に感謝してよ
くらいに思っている。

要するに私には、《悪気がない》のです。

いや、正確に言えば
ネタにして笑っているのだから
その時点ですでに悪気はある訳で
そこの自覚もあるのに、それを

《悪》だと思っていないところが
《悪》なのでしょう。

皆さんのご指摘の通り

《一番の悪人はゆりっぺ》

だということになります。

そしてそれは
本人にまで
見透かされてる……

     (´º∀º｀)ふぁー ʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬ

今後は彼女のことをネタとして
職場以外の人に話すことはあっても
(どうか、それは許して🙏)

事務室の中では控えようと思います。

決して悪口は言っていない……
本人を傷つけてはいない……と思うけれども

さすがに本人のいない所で話をして笑っているのは大人気のない行為であるとの自覚はあります。

50を過ぎても、反省と学びの毎日です。

この度の気づきも

麗らかに…に向けて一歩前進！！！と

捉えることにしましょ😊

これも《 note》のおかげです🙏🏻🤍

最後まで愚文にお付き合いいただき
ありがとうございます。

さぁ明日も楽しく過ごそう(*´˘`*)