子供に同じような人生を歩んで欲しいか常に考える
15秒で分かる今日のポイント
●自分の人生は、実は子供の人生に一本の紐のように繋がっている
●子供に送ってもらいたい人生に、自分の世代で1歩でも2歩でも近づく努力が必要
●変化は常に「自分から」という意識が「主体性を持つということ」なのではないか
フランス人のお兄ちゃんの話
先日、友達から聞いた話。
友達がバーで飲んでいたとき、隣の日本通なフランス人の男性と意気投合!その男性が言っていたこと。
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日本のお母さんはすごい大変だよね。育児も家事もまだまだお母さんの仕事。その上、仕事まで持っていることが多い。
信じられない!フランスでは考えられない!
子供にも同じ思いをさせたいのかな?子供に同じ思いをさせたくないなら子供にいい教育を与えるより前に、自分たちが変わらなくてはいけないと思うんだ。
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その通り、ですよね。フランス人に指摘を受ける日本の母たち!笑
私たちの世代は過渡期。今の20代はともかくも、30代半ば以上の子育て世代は、専業主婦の母親と、企業戦士の父親に育てられた。
だから、親世代を見て育った私たちは、そのままいけば、親の真似をするだけ。でも、そうじゃないぞ!それじゃもたないぞ!という時代の流れがある。
その時流に乗れてる人と乗れてない人がいて、夫婦間でも温度差があったりする。
「子供の時代には変わっていると思うけど」と、自分が変わることをしていない人の子供は、きっと結構しんどい時代が来ます。
変化を1世代だけで起こすことは、とてもしんどいことだからです。
私たちの人生は、実は1本の紐のように子供にも繋がっていて、「子供にこんな風に育って欲しい」と思うことがあるなら、自分がそれに1歩でも2歩でも近い人生を送らないと、子供にどれだけ望みを託しても、無理なんです。
全ての変化は自分から
それは他ならぬ自分のためなんですが、実は、子供や周りの人(夫も含め)
のためでも、ある。
「主体性」を持つことって、そういうことなんじゃないかと思います。
だから、子供に英語塾に通わせているのに自分は今更英語なんて、とか、子供に新聞読ませているのに自分は読まないとか、子供に夢を持てとか言ってるのに自分は夢がない、とか、
そういうことに大いに疑問を持っています。
私は子供に、いいパートナーシップを築いて欲しい。
そして、夫婦で家事や育児を協力し合いながら、互いに好きなことをして、
それを応援し合う関係になってほしい!
だから、自分がそれをする。
ただそれだけの、結構単純なことがモチベーションだったりします。