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パリ


ルーブル友の会カードが届いた。いわゆる「年パス」。ルーブル美術館サイトから申し込む。日本まで郵送して貰える。予約不要、出入り自由を手に入れた

ルーブルひとり合宿まであと1ヶ月。

半年前から準備しているけど、いざ近づいてくると何か足りないような気がしてくる。おもに語学力なのだけど。

フランス語はDuolingo、英語はELSA SPEAKというアプリを使っている。Duolingoを中心に学習しているけど、果たして使えるレベルになっているのかは自信がない。やりこみすぎてスマホ廃人みたいになっているので、もう少し健康的な学習方法を見つけたいところ。

数ヶ月前にまったくわからなかったフランス語も、今は書いてある文章の内容を、単語から推測することくらいはできる。

ゼロからのスタートでも、やればできるようになるのである。


どのみち、ルーブル美術館に毎日通うだけの旅行だ。午前中にルーブルにいって、午後は別の美術館に行き、夜もまたルーブルに行く。観光要素はない。目をよいもので満たしたい。それだけだ。

宿もホテルではなくてアパートだから、誰とも交流しない。それでも言葉に困ったら、Google翻訳に頼るつもり。


こんなふうに自分の勉強のためだけに旅行を設定するのはとてもいい。


私は、学生時代に留学しなかったことをずっと悔いていた。小さな世界のまま大人になったよう。失ったチャンスを数えては、ありえたはずの「もうちょっといい人生」を想像したりした。

でも、この旅行を考えついてから、今からでも、どんなときでも、人間の作り出した傑作に会いに行けることがわかった。自分の力で学べるというのは、希望だ。


この旅のあとは、どこに行こうか考え始めている。

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