
怒られない日々『#旅ができる日々』の日記3
台湾を訪れるのは3回目。1回目はツアー、2回目は親族での個人旅行、今回は取材。1,2回目は車移動ばかりで公共交通機関を使うことがなかったのだけど、今回は電車とバスと徒歩を駆使した。乗り換えを間違えたり、路線図の前で悩んだりしながら1週間を乗り切った。漢字表記なので、ぱっと見て意味がわかったり、地名・駅名を理解できるのがありがたい。そしてなにより、周囲の人々がとても親切なのだ。旅先だからひいき目にみてしまっているわけではなく、日本にいるときに比べて、困ったときに誰かが手助けしてくれる。
紙幣が自販機に入らず苦戦していると、「ここは大きい紙幣は使えないですよ」と隣の人が教えてくれたり、かばんがあいていたら「あいてますよ」と言ってくれたり。レシートが落ちても「落ちましたよ」と指さしてくれる。小学生も「バスの行き先はここに出てます」と教えてくれる。些細なことだからいつも日本では「あーあ、あの人、失敗しちゃってる」と眺めているようなことを、さっと手助けしてくれる。この小さな親切が嬉しい。
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