漫画家が旅に持っていくものリスト
パリ行き、ルーブルひとり合宿が2週間後に迫ってきた。
持ち物確認をかねて、一番大事なガジェット類をまとめてみた。長期でも一泊の出張でも持っていく、いつもの道具です。
(見出しやリンクの使い方がわからず……見づらくてすみません)
原稿作業用
・iPad Pro 13インチ
・iPadmini
・Apple PencilPro
・Apple PencilProの予備
・サポーター
・ソニーのヘッドホン
・耳掛け式ヘッドホン
記録用
・GRⅢ
・GRⅢx
・予備バッテリー
・予備カード
鑑賞中
・蝋引きノート
・マルステクニコ
・単眼鏡
その他
・B6ノート
・A6ノート
・キーボード
10年くらい前までは、アナログメインだったので
・原稿
・ノート
・ペン
・コピック 300本くらい
・コピック 補充インク よく使う色を30本くらい?
・A3サイズトレス台
を持っていった。オランダのホテルとか、恐山の宿坊までこれらを持ち込んだ。
小柄だし体力はミジンコなので、主に気力のみで運んでいる。
肩こりが酷いのでできるだけ軽くしたいのだけど、結局重くなっている……。
以下詳細。
原稿作業用
・iPad Pro 13インチ
メインの原稿用。普段の原稿作業に使っている27インチの液タブと比べると、やはり画面が小さいのでストレスはある。ルーブルシリーズ(仮)の写真の選定と、構図決め、ラフまでは現地でやっておくつもり。
・iPadmini
資料用。取り回しが良いので、移動中の読書とか、急に浮かんだアイデアのメモにも。シリアスな取材後だと、夜に眠れなくなることが多い。そういうときはこれで動画を流しっぱなしにして寝る。
・Apple PencilPro
必須。難は細すぎることと、重心バランスが微妙にワコムのペンと違うこと。エレコムの軸カバーをつけています。
・Apple PencilProの予備
ペンがないと終わるので。
・サポーター
腱鞘炎を予防しつつ画面の誤動作を防ぐ。10年くらいずっとこれを使っている。ボロボロになるので洗濯したり、取り替えたりしている。いつも8枚くらいストックがある。
・ソニーのヘッドホン
集中したいときに使う。ノイキャンが効き過ぎるのがちょっと危険なので、飛行機や新幹線以外は使わないようにしています。
・耳掛け式ヘッドホン
SHOKZのもの。外音取り込めるので、待ち時間などに。長時間の作業時もこちらの方が多いかもしれない。
記録用
・GRⅢ
仕事用。頼りにしています。なんと20年くらいGRシリーズを使い続けている!このGRⅢは台湾旅で故障したけど修理に出して復活したタフな相棒。かつてGRをロシアに置いてきたことがあるので、AirTagをつけています。
・GRⅢx
予備的に使う。この画角は近めの距離が得意。
・予備バッテリー
心拍以上にシャッターを押すので、必須。
・予備カード
撮った写真はその日のうちにiPad Pro経由でクラウドに移してしまうけど、念のため。
鑑賞中
・蝋引きノート
薄くて書き心地が良い。しっかり受け止めてくれる感があって素晴らしい。旅っぽい表紙を選んでみた。
・マルステクニコ
ルーブル館内はボールペン禁止なので、4Bでメモする。好きなペンで、5本くらい持っている気がする。
・単眼鏡
筆致や色もしっかり観賞するぞ、という決意表明。
その他(宿に置いておく)
・B6ノート
普段使っているノート。打ち合わせ内容やインタビュー、受講の内容とか読んだ本、映画の感想など。整理が苦手なので、ここに何でも書く。出張時は夜に1日の行動を書き出しておく。
・A6ノート
スケッチや隙間時間での絵の練習用。
・キーボード
3泊以上のときに持っていく。メール返信や、日記など。HHKBがないと生きていけなくなった。Appleのキーボードは左手デバイスとして使っているので、原稿作業が確定しているときに持っていく。
風邪で日記が書けないので、荷物確認のつもりでつくってみたら、長くなってしまった。このラインナップで毎回旅に挑んでいる。
「どんなに時間がなくても間に合わせる」
「即修正して送り返すことが可能」
「見たものすべてを作品化したい」
という時空を歪めることに特化した限界装備。
誰かのお役に立てれば幸いです。