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ルーブル合宿 美術館だけのパリ10日間 4日め 青いカバと猫


3時間かけて青いカバにたどり着いた


実は昨日、資料本と一緒に買った青いカバのぬいぐるみ。本以外買わないと決めていたのに、可愛すぎて我慢できなかった。


ショップも青いカバを大々的に展開

4日目

忘れてきて困っているもの

・iPad Proのスタンド
仕方なく台所にあった鍋置きを使っている
・充電器
もう一つ持ってくるべきだった
・シャンプー
石鹸で洗っている。ありえないくらい髪がギシギシになっている

持ってきてよかったもの

・身幅のあるオーバーサイズのコート
ご存知の通りウエストポーチ姿なので、後ろに回してコートで隠している。首から下げたカメラも前に入れられるので便利。
・防水のブーツ
パリの冬は雨か曇り。あと道路の水たまりが多い。
・アップルウォッチ
古い型番だけど、スマホ歩きせずに済む。時計を見るふりをしながらマップ確認できるので安全。
・湯たんぽ
布団が天国になる
・カイロ
・湿布
毎日2万歩以上歩くので、脚と腰に貼って寝る
・ボックスタイプじゃないおうちティッシュ
風邪のため大量消費
・チープカシオ
アップルウォッチが充電できていなかった時に助かった
・味噌
自炊なので。
・茅乃舎の出汁
・ルーブル友の会パス
出入り自由の最強のカード
・フランス語と英語の勉強
今のところ言葉に困っていない。DuolingoとELSA speakに感謝


もう一つの目標、猫のミイラ。左から2番目の子、生前もこんな感じのびっくりお目目だったのか。めんこい。


朝、部屋を床拭きしてから出る。ルーブルへ。まだ全部を見れていない。滞在中に全ての部屋を回れるのか不安になってきた。とりあえず今日は猫のミイラと、青いカバを見るのを目標にした。が、どうやっても違う場所に行ってしまったりして、3時間かかってたどり着いた。

午後は、ルーブルから30分歩いてロダン美術館へ。庭園と邸宅に彫刻が展示してある。有名なバルザック像を作るのにどれだけロダンが研究と試作を繰り返したかがわかって、感動する。すぐに結果を出すことを求められるけど、時間をかけて作ることは正しいのだ。ロダン美術館は、混雑もなく、ゆったりと作品と向き合えて素晴らしい場所だった。

近くのナポレオン墓所にも立ち寄る。ルーブルのフランス美術コーナーのナポレオン推しが強すぎたおかげで、いかにフランスにとって偉大な存在かよく分かった。墓所もとんでもなく大きく荘厳だった。でも良く考えたら日本の古墳とか日光東照宮の方が大きい。

オランジュリー美術館へ。過去に行った時は作品と向き合えたのだけど、今回はダメだった。絵の前で自撮りする人が多すぎる。人が多すぎるし、誰も絵を見ていない。前にきた時は10年前。スマホとSNS文化がその間に浸透してしまったのだろう。モネの睡蓮はただの背景になってしまった。がっかりして出た。

あまりに悲しくなったので、オルセー美術館へ。こちらはちゃんと作品と対話できる。夜間公開を見て、心を癒した。


ロダン美術館の庭。冷たい空気が心地よい


夜のオルセー美術館

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