短歌16首『どんなやつが書いてるのか』

文学フリマ大阪12で配布したフリーペーパーです。自分の話です。

はじめまして当職は零細歌人で君の徒(あだ)です良い日にしましょう

迎合の仕方がわからない真似もできない僕は誰でもないから

環境を変えてよかったと言う人がおってそうなんやあと思った

ポエットになってしまった　国鉄が石を敷くわけも調べないまま

少部数刷って五百円もらってあとは順当に破滅していく

悪人の覚悟がなくて悪人のうたを作っているだけの人

たいがいが「そうですか」や「了解」でありたまに「いいえ」と思っています

～拾う者～〝ナイシトールエー〟（試験型）推奨討伐レベル18

何一つストレスがないからやっているあった場合のことを知らない

僕の言うことぜんぶ間違っている　なぜなら努力しているからね

皮肉屋で月二十万稼いでますばからしくなるよ自分自身が

この場所で僕が一番間違っている無駄金を払い損なえ

不愉快な人間だったことがこの先の未来を作っていくんだー！

最強じゃないよ僕がいるから　ボニー・クライドにひとりで勝ちたい

きみに関係ないことで盛り上がってそのまま空間に溶けていく

いうなればきみの家族や恋人や友達以外と同じ存在

以上です。