36%が生理用品の購入をためらったという事実。

4月15日(木)

午前中は久しぶりにリアルでの記者会見へ。LVMHジャパンが、女性の再就職とキャリアアップをサポートするプログラムを今日から始動させるというもの。

こんなご時世。会場で久々にお会いできた方もいたが、ササット帰宅し、自宅でオンライン打ち合わせなどをする。終わって一息ついた途端にひどい頭痛と胃痛に悩まされる。朝に悲しい知らせを受けたのでそのせいかもしれない。頭ではその知らせを”消化”したつもりだったけれど、体はまだ痛い痛いと言っている。そんな感じだ。いつだって、マインドよりボディの方が正直。

話を戻して。LVMHの女性支援つながりで、ちょっとご紹介したいのは「日本のユース女性の生理をめぐる意識調査」レポート(by プラン・インターナショナル)。このレポートによると、15 〜 24 歳の日本女性 2000 人にアンケートを取ったところ、36%が生理用品の購入をためらったことがある、または購入できなかったと回答している。その理由は「収入が少ないから」 (11.2%)、「生理用品が高額だから」(9.0%)など、経済的貧困が主だ。

ここ最近、急にニュースでも「生理の貧困」が報道されるようになってきた。最初に報道を聞いた時は、正直驚いた。生理に関しての私の興味は、どちらかというとフェムテックや最新医療で、ナプキン不要のサニタリーショーツとかミレーナのことばかり。「お金がなくて生理用品が買えない日本女性がいる」というのは、恥ずかしながら想定外だった。

最新トレンドを追うのも大切(仕事柄もあるし)。でも、身近な女性たちのことに心を配ることも忘れてはならぬ。平和ボケならぬ、ファッション誌エディターボケしちゃいけない、と言い聞かせる。

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