劣等・優越コンプレックス
おはようございます。アメリカ、ミズーリ州で野球スクールを運営し、トラベルチームを引率しながら、副業でヨガのインストラクターをしています、Kyokoです。
毎日続けると意気込んで始めたnoteをシラーッと週一で休み始めている私です(笑)
昨日は18Uチームの大会最終日だったのですが、大雨のため中止になりました。
大雨といえば、現在九州から中国地方にかけて土砂災害で大変と聞いています。ホントに気持ちだけですが、経済的な支援をさせていただきましたので、どうか援助が必要な方々に届きますように。
さて、昨日は予定していた大会が雨のため中止になったので、掃除洗濯とやり溜めていた家事を見える範囲でやって、最近読めていなかった「嫌われる勇気」を読む時間に充てました。
先に一つ言わせてもらうと、正直、表現がちょっと難しいです(笑)
哲人と青年の対話形式なので、ちょっと甘く見てました(笑)対話形式って簡単そうじゃない(^^;)?
昨日は「劣等コンプレックス」、「優越コンプレックス」、「不幸自慢」について勉強しました。
劣等コンプレックスとは、自らの劣等感をある種の言い訳に使い始めた状態のことで、自分が成功できない理由を学歴が低いからとか、器量が悪いからとか、言い訳に使い始めたりします。
優越コンプレックスとは、あたかも自分が優れているかのようにふるまい、偽りの優越感に浸る状態のことで、自分が持つ権力をアピールすることで自分が特別な存在であるかのように見せます。
不幸自慢は、生い立ちなど、自らに降りかかった不幸をまるで自慢するかのように語り、周りからの慰めや変化の促しを払いのけることで不幸であることによって「特別」であろうとし、不幸であるという一点において、人の上に立とうとする状態です。
かれこれ40数年生きてきましたので、この3種類の人に出会ったことはもちろんあります。
私の経験では、劣等コンプレックスの人や不幸自慢の人は、自分の身を引くことで関わらずに済むことができました。最初に話し始めたときにすぐにこういう話に持っていく傾向になるので、かなり早い段階で判断が可能です。
厄介なのは優越コンプレックス。これは自分よりも目上の人だったりすると、「関わらない」と決めることも難しかったりしますね。
私が最も苦いを思いをしたのは、大学卒業後に就職した先での直属の上司がこれにあたる人でした。仕事に時間がかかる人でしたが、仕事に対する熱意や責任感は強い方でした。そこは本当に尊敬していましたし、彼女の影響で責任感はあるほうだと思います。
しかし、ときどき彼女の言葉の端々に「私は○○ができないから」とか、「どうせ私なんて」など、劣等感を口にすることも多く、単なる雑談の中でも部下として対応に困る毎日でした。
だからといって、その劣等感を改善しようとする姿勢もなく、「ここはあなたのほうが得意なんだから、一人でできるでしょ」と新入社員の私に丸投げしてきたり、全く使ったことのない経理との連携システムの説明もされず「これ、やっておいてね」と丸投げされ、帰宅が12時を回ることもザラにありました。
当時は「これ完全にイジメよね(^^;)」と思っていましたが、さらに上の上司から私がやりたい仕事を回してもらっていたので、あまり気にしないようにしていました。←たぶんこれがさらに彼女の劣等感を促進していたと思います。
でも、胸に手を当てて考えてみると、自分が経験を積み、力をつけていく中で自分も優越コンプレックスを抱え、後輩に嫌な思いをさせてきたこともあったと思います。
新しく入ってきた後輩は、嫌な思いをしていてもそれを顔に出さない、そして抜群のコミュ力がありました。そこはぶっちゃけ嫉妬していました(笑)
誰かが優れているとか、誰かが劣っているとかという見方ではなく、みんな違っていい、という考えを定着できるように気を付けていきたいと思います。
それでは、今日も1日頑張ります!