生きることに迷うなら
今年の干支(えと)は何ですか?
そう問うと、ほとんどの方が「今年は辰年です」と答えます。
でもこれは正解ではありません。
「辰」というのは十二支のひとつであり干支の「支」だけを指しています。
干支とは字のとおり「干」と「支」この二つの気が合わさり初めて成り立つもの。
今年の干は「甲」 ですから干支は「甲辰」となります。
「干」は天のエネルギー
「支」は地上に流れる時間
もともと日本人は当たり前のようにこの干支を生活に取り入れていました。
ところがいつからか十二支のみが取り沙汰されるようになり、私たちはいつのまにか「干」の存在を忘れてしまったのです。
「干」を忘れるということはすなわち「天」を忘れるということ。
その結果、地上(支)の力だけでどうにかしようとコントロールを始め、私たちの日常は時間だけを追う忙しないものになってしまいました。
現代人が生きることにこれほど迷うのは
天の存在を忘れてしまったからではないか。
そんな気がしてなりません。
天があり、地があり、その間に人は生かされているのです。
天を仰いでみましょう。
どんなときにも降り注がれている、その恩恵を、その脅威を、どうか思い出してください。
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生まれたときに受けた恩恵は?
算命学であなたの天とお繋ぎします。