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「シャロちゃんの栄養学」ワイド(加筆版)キーワードは2倍の熱量! 脂肪の適切な摂り方
脂肪は10g中90キロカロリーあります。
これは糖質及びたんぱく質40キロカロリー(この2種は同じカロリーです)
の2倍以上あります。
これは徹底的に大切な、キーワードとなる数字です。
脂肪の取り過ぎは良くないと言われますが、
カロリーが2倍以上あるので、よほど気をつけないと
取りすぎてしまうのです。
脂肪は炭水化物やたんぱく質と並ぶ3大栄養素の1つです。
なので、決して脂肪を摂ることは悪ではありません。
「摂る量がポイント」になってきます。
「食べ物を買うときに、栄養成分表の脂肪の量をチェックする
ことをおすすめします !」
私も常に見ていますが、美味しそうな料理は
ほぼ脂肪の量が15g(135キロカロリー)~20g(180キロカロリー)
以上あることに気づきます。
インスタントラーメンも脂肪が15g~20g以上のものが多いです。
(塩分の多さの心配もあります。)
「もちろんこの他にも糖質やたんぱく質のカロリーも
ありますから、脂肪の量を確認することが、必要です ! 」
体に良い代表格の病院食や、カロリーを考え作ったメニューは
大体500~600キロカロリー以下です。
(カロリーと同じくらい気になる塩分について。
画面下の脚注に簡単な説明をしています)
したがってダイエットをされている方はもちろん
スポーツや体に気を使いたい方は、まず脂肪の量を
チェックされて下さい。
もし、脂肪の量が25g以上(脂肪だけで225キロカロリーです!)
摂ってしまった場合は、その日のあとの食事は糖質メインの
例えばおにぎりと味噌汁にするなど
帳尻を合わせましょう。
糖質の消化吸収にかかる時間を少し、ご説明します。
具が少ないおにぎりのような(糖質メインの)メニューでは、2時間前後かかり
脂肪がある程度あると3時間以上とされています。
(参考文献~「スタミナアップのトレーニングと食事がわかる!」
森永スポーツアンドフィットネスリサーチセンター刊)
脂肪は糖質たんぱく質より、消化に時間がかかる点も
ありますが、次以降のテーマでお話したいと思います。
この「シャロちゃんの栄養学」はPart100まで続けます!
どうぞ、ご愛読ください。
「脚注。塩分についての解説。」
塩分は本当に体のことを考えるなら、1日6g未満に!
日本高血圧学会「高血圧治療ガイドライン」
塩分1日6g未満を強く推奨。科学的根拠も強くあり。
未満はその数を含まないので、5gになります。
少しきついかな?と感じますが「味付けを塩分のみに頼らない
酢の物などのメニューも加える」などで対応できます。
「以上の塩分についても、コラムで今後語っていきます!」
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