CivicTech&GovTech、僕らの「狂奏」〜アナウンサー編〜
※この記事は、「CivicTech & GovTech ストーリーズ Advent Calendar 2020 - Qiita」の12/08公開記事です。
皆さま、少しご無沙汰しております!
Cテレ2355/0655 ナビゲーターの太田垣恭子です♪
Code for Japan Summit 2020 から、約2ヶ月弱が過ぎましたが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか。
本日は 2020/10/17 sat 〜18 sun に愛知県名古屋で開催された『Code for Japan Summit 2020』にてナビゲーターをさせていただいた時の裏話をアナウンサーの立場から書かせていただきたいと思います。
私と同じナビデーターとして、さらに配信関係もすべて対応してくれた酒井一樹さんも裏話をnote にまとめてくれていますので、ぜひそちらもあわせてお読みいただくと楽しいと思います!
CODE for JAPAN SUMMIT 2020
Code for Japan Summit 2020 とは、全国各地で地域の課題をITで解決しようと活動しているCivictech(シビックテック)な人たちが集まる国内最大級のイベントです。
毎年全国各地を拠点にして開催されていて、いつも1000人以上が集まるとっても大きなイベント。
今年は愛知にみんなで集まる予定だったのですが、コロナ禍の影響で初めて完全オンラインで開催されることになりました。
ひょんなことから、そのイベントの司会を任せていただくことになりました。
元々、Code for Japan Summit には、今回一緒にナビゲーターをさせてもらった酒井さんと一緒に、Code for Japan Summit 2018 と 2019 の2年間にわたって、酒井さんが所属する経産省・情報プロジェクト室の皆さんと一緒に『朝まで生テレビ風 デジガバ担当者の本音曝します!』というセミナーをお手伝いさせてもらっていました。
▼髪色をシルバーに染めて、田原総一朗さんの雰囲気で▼
「司会やりませんか?」って声をかけてもらったのは、ちょうど今年のセッション募集がスタートした頃でした。今年もなにかやるかなぁ、とか思っていたあたりです。
でも、私としては、去年と同じように「朝生」のイベントをやるつもりはなかったんです。あれはあくまでも、経産省がDXの活動をしているのをたくさんの人に知ってもらいたいというのが企画の趣旨であって、既にたくさんの人に METI DX のことは知られてきている今、前年と同じ「朝生」をやるのは違うなって思っていました。
ただ、酒井さんも自分の note に書いていますが、酒井さんが今年2020年で一旦今の経産省のお仕事が終了するタイミングってこともあり、昨年セミナーが終わった時、2020年にもう一度何かやって締めくくろう、なんて声をかけてもらっていたので、なにか記念になることができないかなぁ、なんてぼんやり考えていました。(ご本人おぼえてないと思いますがw)
ナビゲーターとしてのゴール設定
Code for Japan はもう何年も活動していますし、この業界での知名度も高かったのですが、特に今年は東京都のコロナ対策サイトで大きな注目を浴びました。
Civictech(シビックテック)とか、Code for Japan なんて名前も知らない新しい人たちが、たくさんの Code for Japan の活動にコミットするようになっていて、その関係で Code for Japan Summit 自体の知名度もあがり、初めてSummit に参加する人もたくさんいるだろうなってことが予想されていたんです。
私は、自分自身もDrupalというCMS・Webアプリケーションフレームワークを日本で広めていくITコミュニティ活動をしていたり、さまざまなITコミュニティのオーガナイザーをしてたりします。
でも、はじめてコミュニティのイベントに参加したとき、わたしなんかが参加してもいいのかなぁってすごく悩んだし、会場へ行くのもとっても勇気がいりました。
今回の Summit は完全オンライン
で開催ときいて、真っ先に感じたのは、どうやってオンラインのイベントで初めての方を迷わさずに、おもてなしをするかということ。
オンラインのイベントは参加の敷居も低いですが、同じように離脱されるのも敷居が低いです。
今までは会場内の複数のセミナールームで同時に複数のセッションが開催されていましたが、今年は複数ルームを設定するのと同様、YouTubeで複数のチャネルを立ち上げ、同時に複数のセッションを開催する仕組みになっていました。でも、それって、同じ会場にいればどこで何をやっているかという情報にすぐアクセスできる状態とは違って、YouTubeで違うチャネルで何をやってるか簡単に知る方法ってないんですよね。
オンラインイベントに慣れている人でも迷ってしまう、ましては初めて参加してくれた人はすぐに離脱しちゃうんじゃないかと思いました。
『せっかく参加してくれた人たちを迷わせないにはどうしたらいいか』
自分にはその答えがわかりませんでした。
そのゴールを見つけないと司会を引き受ける資格がないのでは?って思ってました。
30時間、ぶっ通しのTrack0 構想
わたしのことを知っている人は、0→1での行動が得意だと思っているかもしれないのですが、わたしは0→1の行動はとても苦手です。
7か8まで肉付けされたものを、そこから10にして、さらに11にも12にも見えるように魅せることはとても得意。
だから、0→1を生み出すパワーを持っている人、そしてそれを肉付けしてくれる人とじゃないと自分のポテンシャルは発揮できないんです。
今回は、Code for Japan Summit という既にフォーマットは出来上がっているイベントで当然0→1は完成してる、ここからある程度のルールはあるものの、肉付けは自由!というイベントに対して、どうやって肉付けしていくか。
そして、その肉付けのゴールは『No one left behind 〜 誰も取り残さない』てこと。
そこで、すぐに酒井さんに「一緒に司会をやろう」と声をかけました。
酒井さんとは色々なイベントでご一緒する機会があったのですが、その経験から、0→1にするタイプではないけれど、0→1に肉付けされたものを7や8に持っていくアイデアや閃きを、私はとても信頼していたんです。
もしかするとそれは私の勝手な思い込みで、0→1も得意かもしれませんが、少なくとも私はそう思ってました。
酒井さんも自分の note で、
「正直、最初は乗り気ではありませんでした。」
と書いてますが、確かに「イヤだ、イヤだ」としか言ってなかったですw
まぁ、そんな対応はいつものことなので・・・
私自身、酒井さんに相談していい感じのアイデアが出なかったら司会はお断りしなきゃダメなんじゃないか、なんて思っていたんですよね。
そんな状態で、酒井さんとCode for Japan の陣内さん、武貞さんと一緒にミーティングをしてみたのですが、出るわ出るわ、酒井さんからのアイデアの雨。
当初、Code for Japan Summit の司会として頼まれたのは、愛知に行って愛知メンバーと一緒にオープニングとクロージング、それぞれ30分程度を担当して盛り上げてほしいってこと。司会の役目は毎年、オープニング・クロージングだけだったんですよね。
だけど、会場に集まるイベントと違って、オンラインのイベントで、わざわざオープニング・クロージングに来る意味ってなんだろう・・・って考えたら、ちょっとわからなくなりました。そこで司会が出来る役割ってなんなんだろう・・・と。
毎年参加してる常連の人の中にはセッションに登壇する人も多いし、自分だって去年も一昨年もセッションの準備に大忙しで、実はオープニングには参加できずにいました。
オープニングに参加しようと思う人は、初めて参加の人も多くて、きっとそこに参加すればイベントの楽しみ方や全体の流れを知ることができるって思うんじゃないかな。
私のなかで盛り上げるべきは各セッションを担当するセッションチェアを中心として登壇者。
初めて参加する人と登壇者を結ぶためにも、セッションが開催される各Trackへ、参加者の人達を手厚く誘導するおもてなしの流れが絶対必要!とは思ってました。
でも、どうしたらいいんだろう・・・
そんな不安を払拭するようなアイデアがミーティングでどんどん出てきました。
「それ、誰がやるんですか? え、やっぱり私ですか?」なんて思いつつ、出てくる素敵なアイデアに「だったら、こんな感じもいいかも!」なんて、さらに首を締めるようなアイデアを、ついつい私も口走ってしまってました。
自分たちでアイデアを出しながら、心の中では「オレ or わたしは、そんなことしないぞ」って思っていたんじゃないかと思います。
そのアイデアのひとつが、
・ナビゲーターがノンストップで喋り続けるTrack0 をつくること
・合言葉は「カメラは止めない」
でした。
Track0 がそれを解決できるかも。
だったら、やるしかないよね!
司会を引き受けるのは、Track0 が実現できることが条件です!
って陣内さん武貞さんに伝えてミーティング終了。
そう、その時はまだ、わたしも酒井さんもこの企画が通るとは思ってなかったんです。
カメラを止めずにまわすのだってリスクがあるし、スケジュールは既に決まっている中でTrack0のチャネルを増やすこともリスクだし、普通は無理だろうと。
そう思っていたのに、企画は無事(?)通ってしまって、ネタではなく、本当の企画会議はそこからスタートしました。
そして、最初に書いたように今年はお互い区切りの年ってことで、一緒になにかやるなら悔いのないようにしようと、このあたりで覚悟も決めていたように思います。
そして、Cテレ2355 / 0655 がスタート
Track0 をつくって、なにかあれば当日はそこに集まってねと誘導するというアイデアはいいものの、そもそもTrack0 にどうやって人を集めるのか、という問題が残っていました。
セッションを開催するTrack1〜6までは、プログラムを見てセッションに興味のある人が参加してくれるかもしれない。
でも、Track0 に来る意味ってなに? なんかやってたらしいよ、と知る人ぞ知る感じで終わっちゃうのではないか。
ココ(Track0)にくれば何かがあるかもって最初から思って参加してもらうにはどうしたらいいのか。
そんなことを相談していた時に生まれたのが、毎日サミットの告知をするCテレ構想でした。
「Code for Japan Summit テレビ局」略して『Cテレ』
参加しやすく、離脱しやすいオンラインイベントだからこそ、何度も接触回数を増やすことが必要。だから何度も何度も告知すれば、1回くらい目に止まって、なんか楽しそうなことやってるかも?って思ってもらえるのではないか。
私自身、Code for Kyoto という京都を中心としたコミュニティのメンバーでもあったため、セッションチェアの人たちは8割くらい知り合いばかり。
だからこそ、プログラムを見るだけではわからないセッションの様子、セッションチェアや参加者の人となりも伝えられるのではないか。
そんなアイデアから、サミットの面白さを伝える告知動画を作ろうってことになり、Cテレがスタートしました。
毎日23:55からの放送は生放送のライブ配信をしてました。
そもそもライブである必要があるの?録画でいいんじゃない?なんて思っていたのですが、毎日ライブでやったからこそ経験値があがり、サミット2日間を乗り切ったんだと思います。
そういう経験を積むためにもライブでやる必要があり、間違いなく毎日開催出来る時間としては遅い時間でないと危険。
そこから23:55 という時間が決まり、そして見逃し配信として同じものを録画で6:55に流そうという形が決まりました。
わたしは割と淡々と同じことを繰り返すのも全然苦にならないんですが、酒井先生はそうじゃなかったw
ニュース番組みたいな告知番組にしようと、vMix を使ったガチなバーチャルセットでスタートしたんだけど、2週間という期間の中でニュース番組仕立てのセットで番組やったのは、たったの4日間でしたw
▼ずっとこんなニュース番組スタイルでいくのかと思いきや▼
▼2日目には既に破綻してスナックからお届けするスタイル▼
▼ある時は奥多摩のキャンプ場から(あれ、後ろ・・・)▼
▼ある時はカラオケボックスから▼
▼そして、2週間目に突入したらStreamyard でこのスタイルが定着▼
Cテレのバックに映っていた名古屋の風景も実は朝と夜、切り替わっていたんです。気づいた方っておられたでしょうか?w
こういうことした時点で、23:55のライブを録画して見逃し配信で朝6:55に流そうって考えは、1日目から破綻していたので、結局ライブが終わった0時過ぎから2時間くらいかけて、朝の6:55 の放送分を録画するという毎日…
私も寝れてなかったけど、酒井さんはそこから字幕をつけたり編集作業もあったので、私以上に寝てない2週間だったと思います。
サムネイル画像も頑張ってつくってました。
数え切れないトラブル
毎日ライブをやっていると、毎日毎日あらたなトラブルに見舞われていました。
23:55のライブ配信を録画して朝6:55 に見逃し配信しようってアイデアが1日目から破綻したことを発端に、2日目から自宅で配信ができない状態だったことに気づいたり、マイクが変な電波を拾って撮影がまったくできなかったり…
自分が見えている画像が大幅に遅延していて、結果的に声がめちゃくちゃズレてしまったこともあります。
Facebook Live でも流してほしいって言われて試してみたら、そのせいで映像がカックカクになってしまったことも・・・
あと5分でライブスタートって時になって、いきなりネットワークがトラブったり、PCがフリーズしたり、そんなこともありました。起きそうなトラブルは2週間の間にすべて経験できたと思います。
でも、一番大きなトラブルだったのは当日です。
配信環境や撮影機器のトラブルは回避できるだろうと考え、名古屋の配信スタジオをお借りしたのですが、たったひとつ残念なことにネットワークが弱かった・・・
オープニングには800人近い人が集まってくれていたのに、ネットワークが不安定で映像がカクカクな状態でになっちゃいました。
Streamyardを使って配信していたので、オープニングで皆さんに見せていたスライドと唐鳳(オードリー・タン)さんの動画は私が司会をしながら表示させていたのですが、オードリーの映像が止まらないように、そして万が一止まった時のBプランとして動画をダウンロードして再生できるような準備を急いで整えてました。
だけど、英語で話すオードリーの動画を日本語表示するのはYouTubeの字幕機能を使っていたので、もしダウンロード映像を流すことになったら字幕が表示されず、日本語で聴くことができなくなっちゃうんですよね。
スタジオのネットワークとモバイルのネットワークを切り替えながら少しでも安定した状態で動画をお届けできるように直前までチェックをしてました。
オープニング中はカクカクした映像のままずっと進んでしまって、オードリーの映像にもなにか影響があったらどうしようと緊張しながら、キーノートがスタート。
そしていざ動画がスタートすると、映像は問題なかったんだけど、音が聴こえない?!
あれ? わたし設定ミスった?と超あせったけど、あれだけチェックしてたんだから間違いはないはず。それにこの状況で原因を追求してられない。
設定にミスがあればやり直す必要があるけど、この状態で前の画面に戻るとか余計なことをしたくない。
冷静に冷静にって思いながら、一旦動画をストップして、そのままの状態で最初から再スタート。
そしたら今度は無事に音も出て映像もバッチリ流れで、なんとか最後まで動画を流すことができました。
この間、多分20秒くらいだったのかなと思うんだけど、自分にとっては何分間にも感じるくらい長かった。足もガクガクしてて、超あせりました。
サミット当日まで2週間、毎日ライブをして様々なトラブルを経験したこと、そして酒井さんが配信関係はすべて対応してくれたおかげで、わたしはアナウンサー役に徹することができました。
それでも私もMac 3台、Win 1台、iPad 1台、Atem mini pro とか山ほど持っていって、目の前には常に3台体制。なかなかにハードな体制でしたw
やり残したこと
みんなで力をあわせた結果、『No one left behind 〜 誰も取り残さない』という目標に対して、最初のチャレンジとしては大成功だったと言えると思います。
ただやっぱり、参加者同士がどうやってコミュニケーションをとるかって面では、解決策を見つけることはできませんでした。
IT系のコミュニティメンバーが集まるイベントでは、人と出会うだけでなく、ある技術を勉強したいから参加するって目的もあります。
だからオンラインでイベントが開催されても、セッションを見たり聴いたりするだけでその目的は達成される。
だけど、Code for のような活動に参加したいって人がイベントに参加しようと思った時、人とつながりたいってことが大きな目的だったりすると思うんです。
Code for XX の活動は、決して地域だけに根ざしたものではないですが、それでも各地域の活動に興味を持っている人も多いかもしれないと考え、懇親会は全体でまとまるのではなく、各地域にわかれて開催してもらうアイデアが出ました。
初めての方もゆるく誰かとつながって、また来たい、関わってみたいって思ってほしい、そのために、おもてなしできる体制を各エリアで作ってもらおうってアイデアです。
Track0 のYouTubeのチャット欄にも「初めて参加してます!」ってコメント、結構たくさん頂戴していたし、「懇親会も行ってみました!」なんてコメントもあったので、そのアイデアも一定の効果はあったと思うのですが、知らない人の中に、えいやっ!て混じって参加するほどの大きなモチベーションは与えられなかったかなと思います。
オンラインイベントって、あくまでもオマケ的扱いだったり、今までのイベントの劣化版みたいに思われていたところもあったけど、最近は新しい形のオンラインイベントもたくさん生まれています。
それでも人と人がゆるく出会うのを促すような形はやっぱり難しい。
セッションに出るだけでなく、廊下を歩いていたら知り合いにあって、その知り合いから知り合いを紹介してもらってつながったり、懇親会で隣に座った人と仲良くなったり・・・
そんな縁をどうやってつないでいけるのか、それが次の課題だなって思ってます。
昔からずっと仲良くしてもらっている Code for Nagoya のメンバーからも、「何も食べてないならご飯差し入れようか」とか、「ネットワークトラブル起きてるならヘルプするよ」とか、色々なサポートの声をもらっていました。
ですが、あまりにも余裕がなさすぎてヘルプをすることもできず…(スマホで返信することもできてなかった)
コミュニティのイベントなのだから、自分ももっと人のつながりを頼ってつながりを深める気持ちを持ったらよかったと、そこも反省しています。
オマケ:シークレットイベント「今年も朝生風」
2018・2019年の Code for Japan Summit でひとつのセッションとして開催した「朝生風」のイベントですが、実はシークレットイベントとして今年もDay1 の夜にやってました♪
「国から変えるのか、地方から変わるのか、この国はどう進む!?」というテーマで、地方と国との関係をRe:design する議論をしようと下記の豪華なメンバーが集ってくださいました。最後の開催となる、朝生風イベントも楽しく締めくくることもできました。ありがとうございました!
★Special Thanks★(あいうえお順)
・太田 直樹さん(元・総務大臣補佐官)
・関 治之さん(Code for Japan 代表理事)
・平本 健二さん(政府CIO上席補佐官)
・宮坂 学さん(東京都副都知事)
・吉田 雄人さん(元・横須賀市長)
来年はどうするの?
初めての完全オンライン開催となった Code for Japan Summit 2020は、最終的に延べ4,000人くらいの方が集まってくれて、オンラインだからこそ、例年以上にたくさんの方が集まってくれるイベントになったようです。
これだけのオンラインイベント、色々裏側のトラブルはあったものの、2日間にわたってすべてのセッションが無事終わることができたのは本当にすごいと思います。
視聴回数1.8万回
総再生時間4,067時間
ユニークユーザー4,045人
チャンネル登録405名
地域日本・台湾・香港・SG・US
「来年もナビゲーターやって!」って言ってもらったり、「来年どうするの?」ってたくさん言ってもらいました。ありがたいことです。(画像は酒井さんのnoteから勝手に拝借)
来年も声をかけてもらったらやると思いますw
だけど、同じことをやるのは意味がないので、来年はTrack0だけでなく、各Trackに専任ナビゲーターを用意して各Trackが連携しながらやるとか、そんな風に私たちだけでなく、チームを作ってやりたい。
と酒井さんが申しておりましたw
まぁ実際のところどうなるかわからないけど、私自身も、やっとノウハウも貯まり、コツがわかってきたところで終了!って感じだったので、もう1回トライしてみたいって気もちょっとあります。
それに『誰も取り残さないTrack0』は、来年も続けていってほしい。
だけど、いきなり全部やれってのはきっと大変。だからナビゲーターやってみたい!って人を自分もサポートしつつ、次のその次へ無事につなげていくことができたらいいなぁなんて思っています。
今年はデジタル庁ができるぞ!なんて動きがあったり、「いつやるの、今でしょ」的なムーブメントが、ITを取り巻く業界の中でも起きています。
そんな人たちを応援するために、ナビゲーターを一緒にやらせてもらった酒井さんと一緒に「スナック恭子」というYouTube番組をやってます。
DX推進に向けて頑張る人を応援したい!というコンセプトの番組で、実はこれは Code for Japan Summit の朝ナマのイベントから発展しているものです。
スナック恭子オープンまでのこと、昔の記事で書いてました。
今読むと、この時から内容が変わっていることも多いんですがw
更新がスローですが、恭子ママのnote もあります。
まだアドベントカレンダー諦めてなくてなんかする予定w
色々なことをやってるように見えるかもしれませんが、わたしの中では、Code for Kyoto の活動も、本業である ANNAI というWeb開発の仕事も、スナック恭子も全部、『ITやデジタルで世の中をよくしていきたい』って思いでつながっています。
CテレやTrack0 のこと、共創じゃなくて狂奏だねって言われるのですが、セッション登壇者さん、そして参加者さんを迷わせないために、『No one left behind 〜 誰も取り残さない』の精神で取り組むためには、まだまだやり足りないなって思っていたりもします。
だけど、自分たちの空いた時間は全部Cテレとナビゲーターにつぎ込んで、やれるだけのことはやったかなぁと思います。
(サミット当日はテンション高くなっちゃって、連日夜中におかまのKENちゃんのお店に行ってたり)
Code for Japan Summit は、いわゆる商業的なカンファレンスのように事務局と参加者というしっかりした線引きがあるわけじゃなく、参加者でもあり登壇者でもあり裏方のスタッフでもありと線引きなくコミットしている人たちがたくさんいます。
今年はじめて参加したよって人のなかで、来年はセッションをやったりボランティアをやったり、なにかしらコミットする側にいってみたいなぁって思ってくれた人がいたら、とっても嬉しいなと思います。
来年どんな形で参加しているかわからないけど、みんなから狂ってるって言われるくらい、これからも全力で楽しんでいきたいと思いますので、どうぞよろしくおねがいします。