【吐き出し日記】イラつく同僚。
イラつく同僚がいる。へんな所に細かすぎて、自分の仕事がおろそかなのに、こっちの仕事をチェックしてたりして、直した方がよいとか、今初耳ですけどみたいなチーム内ルールとやらを挙げてきて、そいつは長々指摘してくる。
アラ探しとマウンティングが絡み合ってるかんじだ。
また出たよ、と思いながら非常にイラつく。
ただ少し思う。
言う口が変われば、わたし自身の受け取り方も変わるんだろうな、ということ。別の同僚に言われたのなら、ハア?とか思わないんだろうなと。
それは、そいつに限らず、仕事に限らず、日々よぎることでもある。
そして、イラつく、とゆーことは、自分自身との闘いでもあったりする。
どーでもいい細かいところ指摘してくんなよ、あんたのやってたあの仕事もこんなミスありましたけど。でもそれ、わたし直しときましたけど。
ってことを思い返しながら、モヤモヤがふつふつ湧いてイラつきの湯気として昇るのであって、その感情をことばとしてそいつにぶつけてしまえば、イラつきにはならない。
ケンカになったり険悪になったりはするかもしれないけど。
でも、思ってることをハッキリ言わないから、イラつきが育まれる。イライラをためこむよりは、ハッキリ思うことを伝えたほうが、新しい局面になるし、ヘルシー。
そして、なんなら逆に仲良くなったりもするかもしれない。
◆
そいつは、前歯が欠けている。髪もぼさぼさ。太っている。向き合って話していてもあまり目が合わない。話があっちこっちいって、言い訳みたいなものがちょいちょい挟まってきたりして、着地点が全く見えず、一向にまとまらない。(新人時代に、上司から「報告はまず最初に結果から言え」って教わらなかったのか?)
周囲からなんとなく煙たがられているのも初対面時から察知したし、少し話したら納得だった。
でも。
仕事はできないわけではないし、長く会社や業務に携わっていることもあり、頼りになるときもある。なるほど、と学ばせてもらうこともある。
しかし、自分の担当の抜け落ち方がひどくて、別チームに誰が担当ですか?期日過ぎてるんですけど、と聞かれてることは週1回は必ずある。そんな自分の担当が抜け落ちてる状態で、他人(ひと)の上げた仕事をチェックしてたりするのって、まさに重箱の隅的なかんじだし、ベテランのアイデンティティをそこで保ってるようにしか見えない。細かすぎるほど細かくて、常識的に考えて別にそこまではいいだろ!と辟易することも多いが、一転して、自分の担当分をびっくりするほどずさんに上げてる仕事もある。なんなの。極端すぎる。
ただ、今回も、指摘自体が間違っているわけではない。細かすぎ!とか、言い方、とか、カンに障る部分はあれど。
これが。これが、別の同僚からの同じような指摘だったら、きっとイラつかないはずなんだよなあ。。
そいつだから、イラつくのだ。そいつ、とか言ってる時点で明白だ。
わたしが、そいつを、下に見ているから。バカにしているから。
だからイラつくんだ。
◆
思ったことをハッキリ伝えることは大事だと思うけど、それが正しい一択とは思わない。ハッキリ伝えるにはエネルギーも要るし、わざわざそのエネルギーを使いたい相手や件でもない。
言わないことを選んだのなら、イラつきが育たぬように、せめて遊離していたい。下とか上とかでなく。同じ地平で、ずっと遠くに。