エシカルアート×SDGs #002
前回の投稿からだいぶ時間が開いてしまいましたが、エシカルアートとSDGsについて、2回目のイベント内容を振り返ってみたいと思います。
今回は、ゲスト・スピーカーをお招きしました。
前田さんは昨年、第一回「港区アートフェス」を開催、一般社団法人「GO GLOBAL ARTS」を立ち上げて継続的に活動していらっしゃいます。
GO GLOBAL ARTS は、 「アートで世界を変える」活動。言語に囚われない表現の方法であるアートを用い、世界課題の解決に取り組んでいます。
https://www.goglobalarts.net/
GO GLOBAL ARTS の事業背景には、市民レベルでの社会問題の認識不足があります。日本は、世界でも比較的高い教育・経済水準を誇る国ですが、持続可能な開発目標(以下、SDGs)という観点では、ジェンダー平等やグローバル・パートナーシップなど、他主要国と比べて劣後する状況にあります。しかし、日常の生活では社会問題について考える機会は限られ、SDGsに関しても市民の認知度はまだ充分とは言えません。また、日本と世界各国の社会問題を比較して考える機会も限られるので、それを周知する機会も必要です。
そこから、こんなアートイベントが生まれました!
〜あなたの描く絵が世界を変える〜
世界の市民(大人&子ども)に、「2030年の理想の社会」や「解決したい身近な問題・課題」の絵を描いてもらいます。そして、描いた絵を実現させるために必要と思われるSDGsの項目を17項目から選び(複数選択可)、絵と併せて応募してもらいます。
募集は以下の2つの方法で行っています。
・学校等の教育機関や国際協力団体、大使館等と連携して募集
・Web上で、全世界市民から募集
作品募集Webサイト: http://goglobalarts.net/
GO GLOBAL ARTS は、寄せられた応募作品1枚につき100円を、社会課題解決のために活動している団体に寄付します。
今年、コロナの影響で中止や延期を余儀なくされた地域芸術祭も多い中で、嬉しいことに第2回「港区アートフェス」は本日より虎ノ門ヒルズ&Webで開催されます。世界市民のみんなから集まったアート作品、楽しみです!またレポートします。
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