こう教えればうまくいく!「シ」と「ツ」の書き方
小さな子が、ひらがなやカタカナの練習をしている様子は、とても可愛らしいものです。
つい数年前までは、この世に存在すらしていなかった命が、こうやって文字を書こうとしているというだけで、私には奇跡のように感じてしまいます。
まずは、好奇心いっぱいに書いてみたいという気持ちを応援したいですね。甘いのかもしれませんが。
そうは言っても、書き順が違ったり、鏡文字になってしまったりと、親目線で見ると注意したくなるところもあることでしょう。
今日は、ひらがなとカタカナをある程度書けるようになった子でも、区別が難しいシとツの教え方についてのコツをご紹介しましょう。
知っている方も多いかと思いますが、まだ知らない方が、余計なイライラを募らせないように。
まず、ひらがなの「し」と「つ」。この二文字は、ひらがなの中でも覚えやすく、書き順も間違えることが少ないです。しっかり確認させてから、カタカナの「シ」と「ツ」に進みましょう。
「し」の文字は、上に向かって行きますよね。カタカナの「シ」も、同様に上に向かって書きます。
同様に、「つ」は左下に向かって行きますので、カタカナの「ツ」も上から下へ向かいます。
この説明だと、ほとんどの子がすぐに理解してくれます。
カタカナの「シ」と「ツ」、どっちがどっちだったっけ?となったら、ひらがなの「し」と「つ」を思い出してみるように、教えてあげてくださいね。
それでもなかなか完璧に書けない場合もあるかもしれません。でも、焦りは禁物です。きっとできるようになると信じて待ってあげてくださいね!