眞空流古武術(初級・中級)稽古会に行ってきました!8「変化すればいい・・・その先に見えてきたもの」
今日は、眞空流古武術の稽古でした。
今日は、自分自身があまり整っていない状態で参加だった。
もう少し自分の身体を理解したいから、平日稽古をつけてほしいと講師のTakeshiさんにお願いしていた。
全ては必然だと、稽古を終えた時に思った。
今日集まった人たちの「心眼」から発せられる、「言葉」の一つ一つがハートにダイレクトに入ってくる。Takeshiさんも多くは語らず、その一つ一つが、今必要としていた言葉だった。
そんな不思議な空間と時間の中、「つながる」というテーマで稽古している時の話をしたいと思う。(私は今から多くを語るw)
Takeshiさんが「相手の意識の深さを感じ、それよりも深いとことろでつながってみようか。まずは相手を知り理解して、そこから動く。動かしながら理解するのではないよ。」
相手を知り理解し、深さを読んでいく練習のような感じ。
そこでまず、相手の重さから相手を「知る」。その後、これはどこまでの深さかな?と感じてみることで、のしかかる得体の知れないものへの「理解」に入っていく。
その後、それよりも深い意識で「ここかな?」を見つけ出す。
見つけた瞬間に動かす。(持ち上げる)
その瞬間だ!相手の目がキラキラと輝いていた。
「こっちは全力でのしかかっているのに、つながった瞬間になぜか重さをかけてる私の方がすごく軽くなった!」
相手のその言葉が、私のハートに響いた。
そういうことか!!
その瞬間、私の中でシナプスが繋がるw
「糸口を見つける」
どんなに相手が重くこようが、さらにその奥を感じて、底の部分からつながっていけば、自ずと相手は軽いものに変化してしまうんだ!!
重さと軽さが統合されてゼロになった瞬間だ。
その時の私は、重いとも軽いともあまり感じなかった。ただ得体の知れない相手のエネルギーの変化を感じ続けていた。
この稽古は、相手がいるけど、自分自身に置き換えることもできると思うんだ。
自分の本質と分離している時、周波数は重くなる。そんな時は、自分の認識できるさらに奥の奥に繋がる意識を持って、そこを感じようとすることが大事。
分離感から出る苦しさ、寂しさを埋めるために、つい何かや誰かとつながりを持ちたくなるけど、まず自分の内側と繋がる。
古武術の技の時と一緒。
姿勢を整え、力を抜く。呼吸を感じ、呼吸を全身に入れていく意識。そうやって、整えてから、「で?どうした?」とハートに聞いてみる。
長々、対話をしなくても「寝よっか」って体を休めてあげてもいいよね。
『一回整える』が大事なポイントだ。次、どう変化したらいいのか?その答えは焦らず、意識をより深くもつことで、自然と糸口が見つかるから、それまで待とう。
何か問題があった時の解決は、自分の認識を超えたところにしか、糸口はないから。まずは問題を作った自分の分離感を、姿勢から正していこう。
今日の稽古で、目をキラキラさせてフィードバックをくれた相手の言葉は、まさに「気づき」そのもので、私にとって天(ハイヤーセルフ)の声だった。
ただそのまんま今ここに繋がる言葉だった。
今日の稽古は、これでいいんだ。これでいいんだ。と身体を通じて今までやってきたこと一つ一つを見直すことができた。
2019年は古武術を通して、本当に多くの学びと身体の変化をもたらしてくれた。感謝しかない。
・姿勢は基本
・力はどこまでも抜いて大丈夫。その先にあったのは、自分への信頼
・テクニックを使わなくても「つながりの深さ」で軽やかになれる
・テクニックを使って、愛をもって強く攻めることも互いの稽古(進化)に必要なこと
・あえて逆に力を入れて緩急を作ると、糸口が見つかることがある
・ノイズはすぐに伝わる、そのノイズさえ出してもいい、受け止めてくれると信じることで、自分への許しに繋がる
結局、稽古を通して、私は人間性を磨くことが楽しくてしょうがない。
今日もありがとうございました。