改めまして、自己紹介です。
はじめまして。
コピーライターの吉澤香子と申します。
ありがたいことに最近、noteのフォロワーさんが少しずつ増えています。
そろそろ「あんた、何もん?粉もん?」「なんで、ライターになったん?」と聞かれることも増えそうなので(実際に増えているわけではない)、改めましての自己紹介です。
私は現在、キャッチコピーの他プロフィールやLPの制作などを行っています。(仕事のご依頼やサービスについては↓から)
https://note.com/kyoko_yoshizawa/n/n5f93c7317f88
現在、こうして文章を書くことを仕事にしていますが、
遡れば小さい頃から本が好きで、初めて小説を書いたのは小学生の頃でした。
初めて書いた小説のタイトルは
「双子探偵エミ&ルミ」
というタイトルのミステリー。
誰にも見せることなく、ひとりでこっそり書いて読んで楽しんでいました。
本の世界に救われた中学時代
中学に上がってからは、今思い出すとちょっとおかしいんですが、、
友達と「交換日記」のように交互に物語を書く「交換小説」をしていました。中学のときの楽しい思い出です。
ただ一方で、中学のバレーボール部では人間関係で苦労しました。
部活のみんなは宇多田ヒカルやモーニング娘など、流行りの音楽を聞いていましたが、
私は音楽にまったく興味がありませんでした。
本ばっかり読んでいましたし、周りに合わせて流行りの音楽を聞くこともしなかったので、部内では浮いた存在でした。
パスの練習の時はペアを組む相手が見つからずにポツンとなったり、お弁当を食べている時にみんながワイワイと盛り上がる中、私の発言はスルーされ、存在自体がないもの同然に扱われたり……。
そんな精神的に辛い時期に私を助けてくれたのが、本でした。
本を読んでいるときは、嫌なことを忘れて物語の世界に没頭できました。楽しみにしているシリーズがあるときは「この続きを読むまでは死ねない」と本気で思っていました。
(詳しくは↓の記事に書きました)
少し大げさかもしれませんが、今振り返ると、生きる希望や勇気を本からもらっていたな、と思います。
だからこそ、私も同じように、物語を書くことで誰かに勇気や希望を与えられるようになったらいいな、という思いを抱くようになりました。
「文章で人を喜ばせたい」
私の今の仕事にも通じる原点はこの中学での体験にあると思います。
「私なんて、お呼びじゃないよね」
しかし、新卒で入ったのは本とはまったく関係ない倉庫会社でした。
なぜなら、世の中には私なんかよりはるかにうまい文章を書く人が大勢いることを知ったからです。
高校の頃に1度だけ応募した文学賞は一次選考で落選。
さらに、大学の時に同人誌を販売するコミックマーケット、いわゆる「コミケ」に参加したとき「アマでもこんなに小説を書いている人がいるのか、、しかも、めっちゃ面白いじゃん」と衝撃を受けました。
そんな世界の広さを知ったとき、
「私が書く物語なんて、誰も求めてないよね。私なんて、お呼びじゃないよね」と小説を書くことをすっぱりと諦めました(少なくとも当時はそのつもりだった)。
さらに、本を読むことすら趣味でいい、と思い、土日祝が休みで定時で帰れる楽な仕事、と耳にした倉庫会社を就職先に選びました。
しかし、配属された貿易事務を行う部署は、まったく定時では帰れない部署。好きではない仕事だし、関係者との調整でストレスはたまるし、やりがいも感じられませんでした。
ただ「文章を書くこと」は私の中で封印されていたため、
「会社辞めたい。でも、辞めてもやりたいことがわからないから辞められない」というモヤモヤした状況のまま、数年間会社勤めを続けました。
「この会社で定年まで働きたくない」と思った日
そんな時、何歳か年上の同じ大学の女性の先輩が飲み会で
「私は定年までこの会社で働く!」と宣言している姿を見た時、
私の胸の中に湧き上がってきたのは
「え。私はこの会社で定年まで働きたくない。絶対にイヤ」という強烈な嫌悪感でした。
そんな時に出会ったのが、ネットワークビジネス。
スタバのコーヒーセミナーでそのビジネスをしている方に出会った時、その方が会社に縛られることなく自由に生きている姿に憧れを抱きました。その方から勧誘を受けて、副業としてビジネスを開始。
しかし、ネットワークビジネスは人脈が命であり、たくさんの人と会って、商品やビジネスを紹介していくことがお仕事です。
「人見知り」
「人との対面のコミュニケーションが苦手」
「仲間をつくって、みんなでがんばろうぜ!というノリが苦手」
な私には根本的に向いていませんでした。
また、そのビジネスで成功している方のセミナーに行ったときに
「声が小さい奴は絶対に成功しない」と今の自分を否定されるようなことを言われたことが、精神的にしんどかったです。
本業の貿易事務の仕事はストレスがたまるし、副業のネットワークビジネスも人間関係がうまくいかない。
体力的にもメンタル的にもしんどさは増すばかりで、ついには会社を休職することになりました。
「なんで、私の人生はこんなにしんどいんだろう?何か、根本的に変えないとダメなんじゃないか??」
そう考えた私が、休職中に受講したのが心屋仁之助さんという心理カウンセラーの方がつくった講座でした。
「好きなことしよう」で「文章を書くこと」にチャレンジ
講座の中で「好きなことをしよう」という教えを受けて、
「自分の好きなことってなんだろう?」
子どものころのことを思い出した時に、ようやく自分の中でなかったことにしていた、文章を書くことや物語を創ることが好きだったことを思い出しました。
「文章を書くことを仕事にしたい」
そんな思いを抱いた私には、休職から復帰して貿易事務の仕事を再びやる、というイメージが湧かなくなってしまいました。
会社に退職の意を伝え、休職から半年後に退職。
しかし、「文章を書く仕事をしたい」という思いはあれど、現実的には何の当てもありません。
どうしようか、と悩んでいたときに出会ったのが、「Webライター」という主にWebメディアに記事を書く仕事。「これなら、私でもできるかもしれない」とはじめてみました。
ライターとしての初仕事は「クラウドワークス」という仕事のマッチングサービスで受注した仕事。
最初の報酬は、たったの30円でした。
「文章を書いて、本当にお金をもらえるんだ!」と実感できたものの、
その後の仕事も単価が安すぎて、とてもこれだけでは生活できない、、、
そう思ったときに出会ったのが「1つのLPで300万円稼いだ」と謳っているコピーライターの方でした。
低い単価の仕事に疲弊していた私は「そんなに稼げるなら、、」と完全にお金目当てでコピーライティングを学びはじめました。
初めてのキャッチコピーの仕事で感じた手応え
学んでいるうちに、講座の講師の方からの紹介でとある品川区の議員さんのキャッチコピーの仕事を請け負うことになりました。
議員さんからお話を色々と聞いたあと、1番はじめにふと思いついたキャッチコピーがありました。
ただ、コピーライティングの世界ではキャッチコピーは複数提案することが常識です。他にもキャッチコピー案を捻り出して、その方に提案しました。
しかし、最終的には最初に直感的に思いついたキャッチコピーが採用され、さらに、なんと議員さんの誕生日パーティーに招待されることになりました。
私がパーティーの会場に着くと、議員さんから名刺を渡されました。そこには、私が提案したキャッチコピーがカッコイイデザインの中で踊っていたのです。
印象的だったのは、名刺を渡すときの議員さんの嬉しそうな姿です。その姿を見て、私の胸の内には嬉しさがじわじわとこみあげてきました。
私の作り出した言葉が、この人を喜ばせている。
私よりはるかにうまい文章を書く人はいっぱいいるし、
私が物語からもらった喜びには到底叶わないレベルのものかもしれない。
でも今、目の前のこの人を喜ばせているのは自分なんだ。
確かな手応えを感じた瞬間でした。
(この時の経緯は詳しく下の記事に書きました)
その後、お世話になっている方からのアドバイスで
「15分でつくる即興キャッチコピーセッション」という名前で、その方のお話を聞いてその場でキャッチコピーを一緒につくる、というセッションをはじめました。
セッションの回数を重ねるうちに、直感的にキャッチコピーを提案できる自分に気づきました。
もしかしたら、キャッチコピーをつくる仕事が向いているのかもしれない。
その思いはセッションを受けてくださった方からの喜びの声を読むうちに、だんだんと強くなっていきました。
キャッチコピーは短い言葉だけど、人を喜ばせる力がある。
自分の才能に気づいたり、
自分の魅力を出していく覚悟が決まったり、
「やっぱり私ってこれがやりたいんだよな」と降参させる力がある。
人の心を一瞬で捉えたり、
人をワクワクさせたり、
人に気づきを与えたりする力がある。
その確信のもと、これからもキャッチコピーセッションをもっと多くの人に提供していきたいと思っています。
(キャッチコピーセッションについて、詳しくは↓から)
また、その後、私が「文章を書くことを仕事にしたい」と思うきっかけになった講座の講師を務めていた、古庄由佳さんのオンラインサロンの事務局をやることになったり、
断食に行って心惹かれて移住した静岡県の伊東市で、ひのきの家を買ったり、
友達が保護した猫に一目惚れして飼い始めたりして、今に至ります。
友だちからはよく「行動力あるよね!」とほめられるのですが、時々思い切った行動をするので、そんな印象を与えるのだと思います。
私自身は結構うだうだしているので、「行動遅いよなーーー」というのが自己認識です。行動が鬼早い人に憧れています(笑)
ただ、なんだかんだ、やりたいことには「えいや!」と飛び込んできた結果として今があるんだな、と感じているところです。
長い自己紹介にお付き合いいただいて、ありがとうございました。
ここまで読んでくださったあなたが好きです。
吉澤 香子
P.S
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