ソッケルカーカ(Sockerkaka)
2015年は〈わたしにおける北欧年〉、さらに細かくいうと、〈スウェーデン年〉であった。
2月、トーキョーノーザンライツフェスティバルで数十年ぶりに映画『刑事マルティン・ベック』を観たのをきっかけに、原作である『唾棄すべき男』を再読し、さらにシリーズ1作目から1冊ずつ読み進める。偶然、早稲田松竹でイングマール・ベイルマンの特集があり(その後、ユジク阿佐ヶ谷でも!)、これまで1本も観たことがなかったので観にいき(『第7の刻印』はとても興味深かった)、映画館で2回観ている『シン