語学検定はゴールではない
皆さんは語学検定受けたことがありますか?
日本で義務教育を受けた人であれば、英検を受けたことがある人も多いことと思います。語学検定ではないですが、漢字検定も似ていますね?大学~社会人になるとTOEICを受験する人も増えますよね。
さてその語学検定ですが、何のために受験していますか??
語学検定って例えばフィギュアや時計などのように集めるもの(コレクション)でも趣味でもありません。
検定に合格して満足する人が多いかもしれませんが、語学検定は目的ではなく、手段です!
特に日本の企業などではまだまだ語学検定とそのスコア(またはレベル)が履歴書に書いてあると有利?!かもしれませんが、検定のために学んだことがちゃんと実用できないのであれば、意味がありません。
採用側にとっては検定についての記載があると、語学のレベル感がわかるので良いと思うかもしれませんが、特に日本人は筆記試験の類が得意なので、検定に合格していても実際にビジネスでその語学を使える、流暢にコミュニケーションができる、とは限りません。
検定合格は、その勉強の過程での時間や努力は素晴らしいですが、合格して実際にその言語を使ってコミュニケーションができないのであれば、少なくとも受験者ご本人たちがそのギャップに気づくべきです。
こう書いていますが、私自身語学検定を否定しているわけではありません。ただ闇雲に一人で勉強しようと「思うだけ」よりも、検定という指標があると、そのために教材を読んだり、単語を覚えたりするので、無駄になることはありません。また検定は受験費用を支払うことや、試験の日にち・期日が決まっているので、ダラダラと勉強せずに「やるしかない」状況に自分を持っていくことにも役立つかもしれません。
でも結局大事なのは、「学んだことをどう活かすか」「実用できるか」です。
インドネシア語検定をはじめ、語学検定を受けるのはいいですが、何のために受けるのか、勉強の過程で何を得るか、受験後それをどう活かすのか、ノープランよりも、ちゃんと考えてのぞむのが良いかなと思います。そうすると、たとえ不合格でも必ず得られるものがあると思います。
現地の人とそこの言語でコミュニケーションがとりたい、ビジネスレベルでその言語が使えるようになりたい、ということであれば、勉強手段は検定以外にもあります。今は有料・無料、オンライン・オフラインに限らず、多すぎるといえるほどのたくさんの情報やレッスンなどがあふれています。それらの中から自分に合うものは何なのか、それを使うか(活かすか)、セルフコーチングのうような感じで、書き出しながら考えるのもいいですね。
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