今年一焦った出来事(2021年1月現在)
※写真は本文とは全然関係ない、数日前の穏やかな朝の風景です。
昨夜アクセサリーを修理すべく、何年かぶりに接着剤ってものを手にしたんですけど。繊細なアクセサリーパーツを前に緊張しつつも、今思えば結構ザツっていうか、適当っていうか、無防備っていうか、浅はかだったんですよね。
なんかこう、接着剤ってもっと粘性が高いと思い込んでいまして。(あとからよく見たら、ちゃんと「低粘度タイプ」って書いてあったので看板に偽りなしだったんですけども。)
1度目はそれでもチョンって感じで小さくアクセサリーに乗せられたんで、上手くいったと思ったんですが、角度が悪かったのかポロっと取れてしまって。「おかしいなぁ、強力瞬間接着剤って書いてあるのになぁ」とぼやきながらの2ndチャレンジ。
あっ!と思った時には、ドバっと出てしまった接着剤がパーツだけでなく指先をツツツツーと伝ってしまっているではないですか!
うゎ、やば!どうしよ!!指もまずいけどアクセサリーはまだちゃんと接着できていないし、接着剤自体も放置してテーブルにくっついちゃったら困るしと我が身を後回しにしていたら、あれよあれよという間に指同士が接着されてしまい、左手の親指・人差し指・中指が離れない!!!
わーわーわー。死ぬのかな、私。(ってリアルに脳裏をよぎった笑)
で、説明書きの「応急処置」って欄を見たら、
【皮ふ接着注意】誤って指など皮ふを接着した場合は、お湯の中でゆっくりともみほぐしながら剥がすか瞬間接着剤はがし液を使用すること。
と書いてあり、瞬間接着剤はがし液!って何!!と遠い目に。仕方ないので唯一残る選択肢をチョイスし、洗面所のシンクにお湯をはって手を浸し、ふやかしーの、もみほぐしーので、騙し騙しはがしに掛かりました。
でももうこの時点で3本指が一体化したような感覚にもなっており、パパ・ママ・にいさんの仲を裂くような罪悪感まで芽生える始末。お湯の中ではふやけたのが皮膚なのか接着剤なのかもよく分からないので、たとえ皮膚がはがれても、もう自己責任ってもんですよ。まーそもそもが単独犯なんですけど。
うぅぅ。通り掛かった長男にこの切実さを訴えたら「野口英世かよ」と失笑され「早くどいて」で会話終了。洗面所使う用事もなかったくせに(白目)。
その後、なんとかバラバラの5本指になった利き手(私、左利き)。ですが、今度は指から接着剤が取れないんですよね。もう、ボンドが可愛く思えて仕方ない。接着剤が残ってるからスマホの指紋認証もできないし、とにかく不便極まりなかったです。
でもまぁ、お風呂入ったり家事したりしていたら、いつの間にか普段の手に戻っていたので、1日くらいの辛抱ってことが分かりましたけど。
ちなみに我が身より優先したアクセサリーは、一人ジタバタしている間に無事修復完了していたようで、身を挺した甲斐はありました。アクセサリー作家の友人にあとから聞いたところ、接着剤を使うときは、つまようじに取って丁寧にやると良いそう。・・・ですよねー!
皆さんも、どうぞお気を付けて。
ではまた!
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