山下清とふうてんの寅さんを足して2で割る
私とワニさんの出合いから今に至るまでを、書き始めているが、それと同時に現在進行形でその話を直接聞く事を楽しみにしてくれている人達もいくばくかいる。本当に何がそんなにおもしろくて(なぜ結婚したかを質問ことね)聞いてこられるかは謎だが(なぜ?)、本当によく聞かれる。が、話すと聞いてる人のリアクションは面白く、またその後(話を聞いた)皆さん私にとても優しくしてくださる様になるので本当にありがたいやら楽しいやら不思議?やら
1度なぜ聞くの?と本の編集者の人に逆に私が、質問したことがあるのだが
「あの(この)ワニさんとよく結婚する気になりましたよね!」
と、目を大きくしていうので普通の人は結婚しないみたい。私からするとなぜ結婚したかは明白な理由と動機があるのでそこも面白がられるのだろうと思うが、よく聞かれるね本当に。
四谷三丁目からしばし歩いて辿り着くとある中華店。そこのおかあさんも、その一人である。もともと人気店で滅多に予約が取れないのだが、友人が長くその店のおかあさんと交流があり、席が空くと連絡を下さる仕組みになっている。(ありがたいです)決まるのは急な予定だが、ワニ時間で生きている私は都合が不都合なく自然に合わせやすく行ける🫶
これは、ワニ時間を生きる勇気の特権の一つです。
最初の頃は、友人との女子会の様な時間が、日々ワニさんと二人暮らしで滅多に人と接することがない私にとって、月一のご褒美の様なおいし食べ物との時間になっていったのだが、通い続けて1年近くなるかならないかのとある日、うちが特別なコーヒー豆を焼くコーヒー豆屋である話から、
いったいどんな…
と、お母さんがワニさんやコーヒーに興味を持ってくださって、物語を話すことになった。友人の立ち位置からするとまたその話?となっても良さそうなものなもに、
「本当なんですお母さん!」
と、私の言葉の後に証言者の様に目を大きく輝かせて話すから私も語りがいがある。風貌、生き様が山下清(TVドラマの方ね)と、ふうてんの寅さんを足して2で割ったような人が本当にいるんです…というと、もっと詳しく聞きたいわ、と聞かれたら
まずは私とワニさんの出会いより先に出会ってからの暮らし方のチャリン、チャリンと手のひらの上でなる小銭の話の始まります。
懐かしきかな手のひらにのせられる小銭の秘密🤫
知るのはわたしと出会って質問をした人だけである。
おいしいと面白いには、なんらかの接着剤があるもんだ。