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2023年に子宮体がん発覚。3aG1。癌治療記です。どなたかのお役にたてればと拙い文で…

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2023年に子宮体がん発覚。3aG1。癌治療記です。どなたかのお役にたてればと拙い文ですが書いてみることにしました。

最近の記事

手術が終わった時の話@子宮体がん治療記

kyokoさーん、手術終わりましたよー。 ナースさんの声が聞こえてきました。 その時に若いナースさんの会話で「大網切除したんだ」と聞こえてきて、目を開ける前に「え、切除しないと思うって言ってたじゃん、切除したんかいっ」と頭の中でひとツッコミをしてから目を開けました。 無意識に大きく深呼吸。 あ、口の中のチューブが入ってない!助かった! というのは麻酔医さんとの事前面談で全身麻酔の場合は口からチューブを挿入すると言われていて目が覚めた時に口の中に入ってますので・・・と言わ

    • 手術前日からの話@子宮体がん治療記

      最近忙しすぎて更新できませんでした。 続き書きたいと思います。 手術前日の話からです。 入院は手術の前日から10日の予定です。 入院セットを小さい1,2泊用のスーツケースにつめて持っていきました。 これとエコバックがあれば大丈夫でした。 まずは入院専用の窓口へ行って入院手続き。 事務の人?に入院する棟のナースステーションまで案内してもらいました。 産婦人科のフロアかと思いきや、外科のフロアでした。 なので隣の部屋にはおじさんがいたりするので痰を出す音とか聞こえてきま

      • 手術・入院までに用意したもの、持参したものの話

        手術・入院までの手続きや準備・用意したものを書いていきたいと思います。 【書類】 ・入院、手術に関する同意書や誓約書(連帯保証人の署名捺印も必要だった) ・麻酔に関する同意書 ・コロナの真っただ中だったので、制限事項の同意書(家族など面会はできない、1階ロビーやコンビニに行くのは禁止等) ・パジャマなどのレンタル用品の申し込み書類 (ちなみに私はパジャマとバスタオル、歯磨きセット、ティッシュボックス、T字帯を申し込みました) あと他にもあった気がするけど忘れちゃいました。と

        • CTの検査結果とがんのステージの話

          手術の日は決まりましたが、その数日前にCT検査結果と手術の説明を聞きに行きました。 印刷されたCT検査報告書をもらい読む前にまず先生が「転移はありませんでした」と話してくれました。 まだこの時は癌についてよくわかっていなかったのですが、他臓器に転移しているのとそうでないのでは予後が全然違うというのは後で知りました。 所見はずらずらと難しいことが書かれていてパッと見て私にはよくわかりません。そして診断の箇所には「子宮体部内腔のpolypoid tumor,内膜癌や癌肉腫、D

        手術が終わった時の話@子宮体がん治療記

          親と会社に癌になったことを伝えた時の話

          普段フルタイムで事務職の仕事をしています。 この10日間くらいで4日も5日も休めば上司もさすがに聞いてきます。 「(急に休むようになって)どうした?親御さんに何かあったのか?」 今後の長い治療のことを考えるとここで誤魔化してもしょうがないなと思い、素直に癌になったことを話しました。 「いや、実は癌になってしまって…子宮がんでして」 「お母さんがか」 「いや、私です」 「は!?」 そりゃびっくりします。私まだ40代ですし、まさか部下が癌になったなんて。 でもとても理解のあ

          親と会社に癌になったことを伝えた時の話

          紹介状を持って総合病院に行った時の話@子宮体がん治療記

          翌日2月3日、急遽会社を休んで紹介状を手に総合病院へ行きました。 家からバスで30分くらいの距離です。その後の治療のことを考えると近くて有り難かったです。(義父も癌だったのですが病院まで1時間半はかかっていたので大変だったなぁと思い出します) 受付でもろもろ手続きをし、産婦人科で診察を受けました。先生は物腰柔らかそうな男性医師。MRIの画像をみながらこれだけでは癌と確定して治療に入ることはできないので、まずは子宮内膜の細胞や組織を直接採って調べる細胞診をすることになりました

          紹介状を持って総合病院に行った時の話@子宮体がん治療記

          子宮体がんが判明した時の話②

          2日後、仕事を半休にし産婦人科へMRIの結果を聞きに行きました。 診察室に呼ばれ、先生から「市の子宮頸がん検査の結果は1ヶ月後だからね、それまで待ってるより早く確認したほうがいいと思ってMRIしに行ってもらったんだけどね…」と話してくれました。 そして予想していた通りMRIで撮った画像を見ながら先生から癌であることを告げられました …がーん あぁこんな状況でもやっぱ(頭の中で)言うんだな…と思いました。(むしろ現実逃避で少しおちゃらけないと受け入れられなかったのかも?

          子宮体がんが判明した時の話②

          子宮体がんが判明した時の話①

          2022年12月、市の子宮がん(子宮頸がん)検査を受けよう決めてからも仕事との兼ね合いで受診できる日がなかなか合わず、結局検査を受けられたのは翌年1月末。 最初は近くの総合病院で受けようと思いましたが日程が合わず地元の産婦人科にて検診を受けました。待合室から人が溢れるほど人気の?病院。 問診票に不正出血があることを記入して受付に提出してから待つこと約2時間。 診察室で診察台に乗り、検診。すぐに終わったけど、ちょっとした痛みと出血。 出血してるポリープがあるから取ったとのこと

          子宮体がんが判明した時の話①

          子宮体がんが判明する前の話②

          半年後、2022年3月に3回目のコロナワクチンを接種しました。 1、2回目はモデルナしか選択できなかったのですが、3回目はファイザーを選択できたため不正出血のことを考えてファイザーのワクチンを受けました。 そしたら1、2回目のような不正出血をしなかったため、やっぱり出血はモデルナワクチンのせいだったんだなぁと、思いました。 が、それから一週間くらい?経ってからおりもののようなものや、ごくごく少量の出血が出始めました。ただこれもすぐ止まるかな〜なんて軽く考えて病院に行かず。

          子宮体がんが判明する前の話②

          子宮体がんが判明する前の話①

          癌が判明するのは2023 年1月末。 その半年前から住んでいる自治体の子宮がん(子宮頸がん)検診の受診券が届いてました。 2年に一回無料で受けられるやつです。 会社の健康診断は毎年受けていましたが、子宮がん検査はしていませんでした。 というのも実はその1年半前から不正出血がありました。 不正出血をしていたのに健康診断で子宮がん検査をしなかったのはなぜか。 不正出血がコロナのワクチンを打った直後だったからです。(一応最初に書いておきますが、ワクチン接種については反ワクチ

          子宮体がんが判明する前の話①

          子宮体がんになった話でも。

          はじめまして。 noteを始めてみました。 私は1年半ほど前に『がん』と診断されました。子宮体がん(子宮内膜がん)です。 癌が発覚した時、今後何をしたらいいのか全く想像がつかず、焦りながらブログやnote、SNSなどで必死に色んな情報を調べました。 自分はあまり何かを残すことは好きではないのですが、癌になった方々や家族の方の情報に助けられたこと、最近SNSで(子宮頸がんや乳がんはあっても)子宮体がんの情報ってあまり見ないよね…というポストを見かけたことで、治療記というに

          子宮体がんになった話でも。