音楽×ダンス×脳科学
私は精神科の看護師なので、脳科学について学ぶのが大好きです。
夢の一つに最も尊敬している脳科学者の内田舞先生との共演があります。
脳は未知の臓器で、想像を絶することが行われています。
未来を予測する臓器
損傷しても代償することが出来る臓器
年齢に関係なく神経ネットワークを強化できる可能性に満ちた臓器
まるで宇宙のような臓器なのです。
私は自分が精神科(=脳の病気)で勤めているということと
弟が脳腫瘍ということで脳の勉強をしています。
生命科学も同じ。
看護師は命について考えること、生きること、人生を考えることが仕事です。
私たちの身体で起きているということを考えるのが仕事とは
本当に幸せなことです。
私はお薬で亡くなった人を知っているので、
お薬には抵抗があります。
自分自身も薬疹が出たり、噴水状の嘔吐が出たりして
薬が使えない身体ということも影響していると思います。
だから、病院ではお薬の代替に音楽を使っていました。
音の反応を病棟で音楽をかけながら観察するのです。
患者さんだけでなく、職員も。
細胞たちはそれぞれ適正な周波数、固有の周波数というものを持っています。
病気になったり、調子が優れなかったりしたときに
その周波数が乱れたり、低下したりすると思っています。
だから、音楽で診断したり治療、予防ができると信じています。
心が救われる音、音楽、音色、声があります。
そのリズムやテンポをそれぞれに合わせたものにして
調整するために利用します。
今はYouTubeなどでも音楽が聴けるので
だれでもどこでも気軽に実践できるのです。
音、音楽は良いものに触れなければいけません。
音楽も学習が必要なのです。
音楽を神経科学の視点から分析した本も読みます。
ダニエル・J・レヴィティン
この人の本は本当に美しい。
視野が広く、文字の一つ一つに音が宿っていると感じる部分もあります。
精神科の患者さんは、
感情が平板化した人が多いです。
喜び、悲しみ、怒り、不安・・・
感情にはいろいろありますが、
患者さんに共通しているのは、表情がないということです。
看護師のキャリアを積んでいくうちに、人の顔の表情、目の動きや輝きで
その人の調子、心が解るようになってきました。
新型コロナウイルス感染症流行時、
閉鎖された環境で生活しなければならなかった。
精神科の患者さんは今も閉鎖された環境にいます。
人は、閉鎖的な環境に長くいると、
ストレス発散ができないので、感情に負の連鎖が起きます。
脳機能が低下していきます。
認知機能、思考力、実行力、筋道を立てた行動計画などが立てられなくなったり、
感情をコントロールできなくなります。
誰もがイライラしたら怒りっぽくなったり、
ストレスがかかり過ぎると何もしたくなくなったりすると思います。
私は、このままでは駄目だと、
病棟でダンスイベント、音楽祭りを定期的に開催していました。
音楽とダンスは人を一瞬で元気にします。
その力は強大で、確実性が高く、副作用もない。
曲の選択に関する知識は必要だけど、
音楽とダンスが世界を救うと信じているので、
近頃は、いろいろなところで自分を紹介するときに踊っています。
私はここ10年間、世界トッププロにしか触れていません。
25年間毎日基本動作を練習してきました。
今、この技術を予防で活かしたいのです。
私は、毛内拡先生を尊敬しています。
脳科学者です。研究の前線にいる方です。
いつもYouTubeやInstagramで脳科学についての本を読んでくれていて、
こつこつと脳科学の知識を発信し、
世の中の人に脳を知ってもらおう、一緒に考えよう、学ぼうという姿に
凄いなと感じていました。
いつも思うのだけれど、
その道の本物のプロは、愛に溢れています。
誰でも受け入れて、自分の知識と技術を惜しみなく提供してくれるのです。
誰にも負けない専門性がそうさせるのだと思います。
他の人には出来ないことをしているから。
誰にも真似できないほど努力してきているから。
簡単に抜かれたり、奪われたりしないのです。
そして、愛に溢れているので、一緒に幸せになろうという心もある。
私が尊敬するのはそういう本物です。
インスタグラムで、毛内先生がイベントに参加されるという情報を入手しました。
音楽×脳科学×経営のコラボイベントです。
私は、ダメもとで、ダンスを披露したいとメッセージを送りました。
当たり前のようにお返事が来て、
今度打ち合わせをすることになりました。
主催の中村先生に繋いでくれて、
一緒にイベントを盛り上げようという流れができました。
通じた☆
奇跡☆
音楽と脳科学を予防に活かしたい。
沢山の人をダンスで元気にしたい。
チャンスを活かします。
感謝です☆
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