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非常勤講師になりました

念願の

公立小学校の非常勤講師。
どのようにしてその職に就くのか、手探りの状態からスタートしました。
教育事務所へ電話をして「非常勤講師の仕事をしたい」と伝えたら、
運良くこの4月に、理科専科の非常勤講師になれました。
電話1本・・・これが正規の入り口なのかどうかは未だ不明です。。

何故、理科専科に・・・

小学生の頃、算数がとても苦手でした。
速さや単位の問題など、もう全くセンスがありませんでした。
中学、高校と進むにつれ、算数と同様に理科で数式を扱うことが増えたため、理科も得意な教科ではありませんでした。
しかし、人生の転機はいつ、どのようにしてやってくるものか分かりませんね。
私は高校の数学で出会った、微分積分(だけ)が何故か得意だったのです(今は解けませんが)。
そこで何となく理科も好きになった(嫌いではなくなった?)ので、
本当にほんの気まぐれで、大学は理系に進みました。
そしてその延長で、メーカーにエンジニアとして就職して、本当は苦手な計算式にまみれながら数年働いていました。
その後は、転職をして様々な仕事をしてきましたが、恐らくその経歴が『理科専科』のオファーに結びついたのだろうと予想しています。
直前にICT支援員をしていたことも、理科と相性が良かったのだと思います。

畑を耕す日々

4月に小学校に着任し、憧れの教員の端くれとなりました。
ICT支援員時代に大体の理科の内容は押さえていましたが、4月早々やったことは、荒れ果てた学年園の整備でした。(エンジニア出身としてはそれこそ畑違いです。)
6年生のジャガイモとホウセンカは前学年から引き継いでいましたが、4年生のツルレイシ、3年生のホウセンカやヒマワリを植える準備をしなければなりません。

非常勤講師のつらさ

新学期が始まったばかりで、学級担任の先生方は毎日どの時間もとても忙しそうです。
これは、自分一人の力で乗り越えなければ。非常勤講師のつらさを肌で感じた最初です。
耕運機は学校にありましたが使い方が分からず、また誰にも「教えてください」と言えませんでした。

実家にあった鍬(くわ)と鎌(かま)を持参して、空き時間や放課後(サービス残業…)を使って整地をし、その姿を見つけた子ども達には「本物の農家さんみたいですね!」とお褒めの言葉をいただく日々。
これが授業のためになるのなら!と体はつらかったけれど、心は満たされていました。
ただ、一言言わせていただけるのであれば、学年園は学年が変わるときに整備して引き継いでいただきたかったです。
今年度の終わりには、その気持ちを忘れずに、きれいにして学校にお返ししたいと思います。。
それと、3年生のアオムシ用のキャベツも前学年で植えていただけるか確認が必要ですね。(今年度は私が調達しました。その話はゆくゆく…)

ベテラン風ですが新米です!

身バレしそうなので詳しくは書けませんが、私はかなりのオーバーエイジです。
それはもう、ベテラン教員の風格(笑)。
しかし、新しい仕事、新しい環境での仕事は、ワクワク・ドキドキ・ハラハラで、新米そのものです。
分からないことだらけですが、知らないこと・考えても分からないことは正直に周りに聞いて、先生方の負担にならないように努めています。

授業の話などは、またの機会に。。。





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