カルペディエム 本 中学高校時代
本を読むことについて その2
本を読むことが生活の一部になっている。
それがいつからだったのか、本にまつわる思い出を書いてみる。
中学・高校時代、図書館が好きだった記憶がある。
高校の時には図書委員会に所属していた。部活でもなく、クラスの役割的な委員会でもなく、独立した組織の図書委員。
機関誌の名前は「コギト」。デカルトの「われ思う、ゆえに我あり」に由来したものと思われる。
閉架式の図書室があり、暗い湿っぽいような独特の部屋だった。その中で本に触れることのできるのは図書委員だけ。特別感に喜びを感じていたかもしれない。
その後、紆余も曲折もあって、最終的に入学したのは大学の国文学科。
その頃は何をどう読むというより、ただただ読みまくっていた。小説やエッセイや日記。小説の主人公や、赤裸々なエッセイや日記の中に、自分自身を投影していたのだろう。
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