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あたし #23

長男が小学校に上がる前に
引越しをすることにした。

元旦那の実家の隣り街。

そこに引越してからの
4.5年は、もの凄いものだった。

この辺から、仲良かった友達が離れて
いった。

本当に、あたしの人生を潰しにきて
いたのだと思う。

お金と権力の力を見せつけられた。


世の中頑張って生きてても、理不尽な
権力者や金持ちに潰されるものなのだと
本当にくやしかった。

子供達をただ守りたい。

あたしが何か行動をするだけで
物事がヒートアップした。

某アーティストのLiveに参加してから
あたしをどう認知したのかわからないけど
あからさまにあたしの情報が流れていて
そのファンからも、ボロクソに言われた。
それでもファンを辞めなかったあたしは
身を削る思いだったけど、変わらない人への
期待を辞めた。

学校の近くのアパートで、参観会の時は
いつも家にとめていたママ友が、車をとめなく
なった。
「ここにとめると狙われるから」
ボソっと言った。

長男の友達で、仲良くしていたママ友も
急変した。
長男が幼稚園の時に、スイミングで知り合った人。そこから、一緒に空手にも通って
週に何日も顔を合わせていた。

ある日からいきなり嫌味っぽくなって、まるで人が変わったみたいだった。
色々な場所に子供達を連れて一緒に出かける
程の仲だった。
長期の休みは、子供がいつも家に泊まりにきて
本当に可愛がっていた。

どんな噂話しを流されているのかは、
あたしが耳にすることはなかったけど
ことが大きくなっていることは、よくわかった。

あのアパートの時は、毎日のように部屋に入られていた。
物が無くなったと思ったら、二日後に同じ所に戻されている。
冷蔵庫の中に、見たこともないお土産のビニール袋、クローゼットを開けると変なシールがおいて
あったり、一番高いコートは無理に引っ張ったような後があって引きちぎられたような後。

家電にもよくわからない間違い電話が鳴った。

そのころは、真っ黒な男ではなくて
高級車に圏外ナンバーが、ハザードをたいて
行く場所行く場所にいた。

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