観光地に暮らして生かされている人の話#7
2022年も残りわずかとなってきた年の瀬。一般的には昨日が仕事納めで今日からお休みという方が多いのではないでしょうか。
ニュースを見ていると新幹線・飛行機とも忙しそうです。
勿論年末年始は観光業はかき入れどきを迎えますので当方も先週のクリスマス後から年始にかけてはそれなりに忙しくさせていただいております。
海外からのお客様が多かった時に比べると勿論1日も空きがありませんなんてことにはならないのですが、実はこれが以前の京都観光のペースだったなぁと思い出したりしています。
インバウンドが爆発的に訪れる前、京都にはきちんと閑散期とピーク期がありました。大まかに1月、2月、5月、6月、8月、9月、10月、12月あたりは比較的お客様が少ない月で、3月、4月、7月、11月あたりは多い月と緩急がついていたように思います。
緩急があった時は忙しい月を抜けるとちょっとホッと一息ついて、次のピーク期に向けて準備をする期間にしていたりしたのですが、インバウンドが増えた時には常にピークの数で何をするにも追いつきませんでした。これでは街も疲弊するっていうもんです。
働く人は勿論、設備にしてもなんにしても休む期間がないというのは良くないなぁとコロナ禍に入って感じた事です。個人的には緩急がある方がメリハリがあっていいなぁと思っていますが、お商売が立ち行かなくなっている方々が多いのも事実。
忙しさと休息。この二つのバランスを見つけるのは人間的にも商売的にも難しいことです。
今年の夏は心身のバランスを取るために瑠璃光院へ出かけました。赤い紅葉もいいけど青も個人的には好きなのです。
当方運営の一棟貸しの御宿「御宿つむぎ」のInstagramにも写真はたくさんありますので是非そちらも見てみてくださいね。
Tsumugi Inn Instagram