小学校入学の準備 ランドセルどこに置く問題
整理収納アドバイザーのEMIです。
そろそろ小学校ご入学準備の時期ですね。
ランドセルはどこに置く?机は?など頭を悩ませていらっしゃる親御さんも多いかもしれません。
そこで、学用品の収納のポイントと我が家の子ども達が低学年だった時(現在は中学生)どうしていたかについてご紹介いたします。
★ランドセル置き場はインテリアよりドカッとを優先する
入学前にランドセルラックや家具を購入して場所を決めてしまいたいところですが、決めるのは入学後のお子様の様子を見てからがオススメです。
わが家の場合も、入学当初は子ども部屋にランドセル置き場を作っていたのですが、まったく定着せず。
確かに子どもをよく見てみると、重いランドセルをリビングでドカっと置くのが習慣になっていました。
ということで、改めて本人の希望を聞いてみると、ランドセル置き場はリビングがいいとのことだったので、次女が入学するまでリビングのテレビ台をランドセル置き場にしてました。
そして、次女が小学生になってからは、リビングに続いている和室に変更。
こちらも子どもたちが帰ってきたら直行する場所です。
出しっぱなしのランドセルを見るとついつい「片付けなさい!」と言ってしまいたくなりますが、まずはお子様が帰宅したらどこにランドセルをドカッと置くか、行動を観察するのが大事です。
★学校の準備に必要な物だけを置く
毎日使う学用品を和室に集約し、時間割をそろえる作業は、和室で座りながら全部済むようにしていました。
★パッと見てすぐに取り出せる収納にする
低学年の子どもたちが毎日触れるアイテムはこんな感じです。
・ランドセル
・教科書
・給食セット
・鉛筆削り
・ハンカチ・ティッシュ
・終わったプリントやテスト
・学校で使う文房具(カラーペンやストック含める)
かごに入れたりして見えなくすると、何がどこにあるかの分かりやすさが半減してしまうのと、取り出すのにひと手間かかってしまうので、パッと見て分かるように使うものをそのまま収納しています。
●ランドセル
ランドセルを立てて収納し、体操服や上履き、その他の荷物を置くために横にスペースを作っています。
●教科書
ちょっとしたやりにくさが習慣化の邪魔をします。
教科書を立てているファイルボックスの底に両面テープを貼り、教科書を取り出したり、戻したりするたびにファイルボックスが前後に移動しないように固定しています。
●給食セット
忘れたり、なくしたりしたときすぐにこども本人がわかるように定量で管理してします。
写真は5セットですが、わが家では給食セットは6セットが基本です。
(週末まとめてナフキンにアイロンをかけるので、5セットだと金曜日に月曜日のセットができなくなります。なので5日分プラス1日分準備しています。アイロンが大変であれば、ポリエステル素材のナフキンにすると良いと思います。)
仕切りがついている100円均一のかごにクルっとまいて収納していました。
●鉛筆削り
●ハンカチ・ティッシュ
ハンカチとティッシュは、透明のアクリルケースに入れています。
洗濯が完了したら、子どもたちが自分でここに戻します。数が多いと管理が雑になるので、少なめにしています。
ここから翌日の分を取り、ランドセルの上にセットしているようです。
・鉛筆削りは、直に置くと置いたところが黒く汚れるので、アクリルケースの上に置き、そのまま使うようにしています。
●終わったプリントやテスト
テストは、私に見せるために手紙と一緒にダイニングテーブルに出してもらいます。
両親が確認したら、最後に確認した人がこのかごに戻します。
学期が変わるときに一旦整理します。
●学校で使う文房具のストック
家でのお絵かきや工作に使う文房具は別の場所にあります。
ここにあるのは、学校で使う物のストックのみです。
★まとめ★
①ランドセル置き場はインテリアよりドカッとを優先する
こどもたちが帰宅したら直行する場所を収納場所とすると、明日の準備に取り掛かりやすくなります。
②学校の準備に必要な物だけを置き、パッと見てすぐに取り出せる収納にする
その環境に置かれた瞬間に何の行動をとればよいかわかるように、学校の準備に必要な物しか置かない。
また、作業をできるだけシンプルに、時間を短くすることで「学校の用意は複雑ではない」と低学年のうちに認識してもらう。
そのことが準備の習慣化につながります。
③トライとエラーはつきもの。そこからがスタート
大人の想定通りにこどもは動かないものです。
エラーはただのサイン。
サイン→「叱る」ではなく、サイン→「観察」スタート。
よくお子様の意見を聞いて、収納をお子様仕様に改善していってください。
高学年になると、持ち物も子供たちの様子も変わります。
最初から気合を入れすぎずに、柔軟に変えていける収納にしておくのが良いと思います。
もっというと、いつでも子どものできることに合わせられる余裕のある家の状態にしておくと良いですよ(^^)