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お菓子収納で自己管理力を育てる~お金の教育にもなる話~

横浜 東戸塚 エニアグラム心理学×片づけ×独自メソッドで、子どもの性格に合った片づけ力や自己管理力を育むプログラムを提供しています岸間江美です。

親も私も子どもも片づけられない連鎖撲滅運動家 
なぜ、こんな気持ちで片づけの仕事を続けているのかについての自己紹介はこちらから


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わが家の子ども達は現在中学生です。
今日のnoteでは、昔を振り返って、自己管理力を育む上で家庭の中でやっててよかったなぁってことを改めてお伝えしようと思います。
参考にしたのは、6年前に私が書いたブログです。
よかったらお読みください。

★お菓子購入家事を子ども達にバトンタッチ

我が家の買い物の仕方は家族で週末に一週間分の買い物をするというスタイルです。
そして、現在お菓子の購入・在庫管理は子どもたち(小3・小1姉妹)のお仕事です。
半年前までは、私がお菓子の管理をしていたので、お菓子の引き出しはカオスでした・・・。
そんなカオス状態のお菓子の引き出しを昨年の12月にお片付けし、その後改善されてきたのでご紹介します。

【before】
①私があまりマメに在庫を確認していなかったので、ついつい多めに一週間を超えた量を買ってしまっていた。
②同じようなお菓子を買ってしまっていた。
③古そうなお菓子や、子どもたちがあまり好きでないお菓子が底にたまり、ずっと引き出しに住みついていた。

【お菓子の収納場所】
子どもたちが自分で用意するのにやりやすい場所ということでキッチンの入り口に近いここにしました。

子ども達が取り出しやすいところ

【やったこと】
①引き出しに入っていたお菓子を全部出し、種類に分けます。
お菓子の分類も子どもたちが考え、紙に書きました。
ついでに、お菓子のカスで汚れていた引き出しの中もお掃除しました。

全部出す


種類でわける

②種類や量を把握できたので、収納していきます。
収納用品は牛乳パックと画用紙で作ることにしました。


完成!!

③引き出しに収めて完成。ラベリングもしました。

整理してみたら、こんなにあったんですね・・・。

この作業、必ずお子様と一緒にしてくださいね!!
子どもが自分達で考えて作るから、お菓子の管理も「自分ごと」としてとらえるようになり、管理が習慣化します。

【after】
①子どもが自分でおやつの在庫管理ができるようになった。
私が当たり前にしていた家事をただで外注(笑)小さなことですが、なくなるとなんだかとっても楽ちんです。
②一週間分で消費する量がわかり、また、在庫が一目で分かるので無駄に多く買わなくなった。
③食べ物を大切にするということを知るきっかけになった。
④出かける前に子どもたちが素早く持っていきたいお菓子を自分で準備できるようになった。
(持ち出しするときに便利なようにお菓子の引き出しにジップロックも入れています)

ちなみに・・・

週明け月曜日は、お菓子マックスでこの状態に。

スナック菓子のほとんどは夫のものです…


この状態が、だんだん金曜日になる頃には減っていきます。子どもたちは(夫も)、金曜日までの量を調整しながら食べています。
一種類のお菓子を一日で食べるというよりは、自分のお腹と相談しながらいろんな種類のお菓子をチョコチョコだして食べるという楽しみ方をしています。
翌週まで残ればその分翌週買うお菓子の量は控えるという感じです。

★お買い物というお金の教育

ネットで調べてみるとこんな記事が出てきました。

「お買い物というお金の教育で伸ばせる子どもの能力」
お買い物は、家庭で行うお金の教育にうってつけです。
なぜならお買い物を子どもに任せることで、以下のようなお金の教育で身につけるべき力が身につくからです。

・金銭感覚
・計画性
・感情のコントロール力
・やりぬく力
・非認知能力

・金銭感覚
お買い物に行くことで、物の値段を正確に把握することになります。
どのようなものに高い値段がつけられているのかを実感することができます。
また、同じものでも店舗や時期によって値段が異なることを知ることで、ものの値段のつけかたの仕組みに触れられます。

・計画性
どのお店で何を買うかという道筋を考えることで、計画性が身につきます。
また限られた金額の中での買い物は取捨選択の必要性も出てくるため、更に計画する力が鍛えられます。

・感情のコントロール力
限られたお金の中で買い物する場合、欲しいものを我慢しなければならない場面も出てきます。
他のものを買うなどの代替案を出す・買い物というミッションクリアのために我慢する、という経験を積んでいくことで、感情のコントロール力がついていきます。

・やりぬく力
お買い物というミッションをクリアすることで成功体験を積み重ね、やり抜く力を育てることができます。
また、ミッションクリアという達成感は、「次も頑張ろう」という意欲にもつながります。

・非認知能力
非認知能力とは『目標や意欲、興味・関心をもち、粘り強く、仲間と協調して取り組む力や姿勢』のことを指します。

(引用元:白梅学園大学無藤教授 生涯の学びを支える「非認知能力」をどう育てるか. ベネッセ教育総合研究所「これからの幼児教育」018-021.pdf(benesse.jp)


今、中学生になった子ども達の様子を見てみると、自己管理する力がしっかりついていると思います。


★こんなやり方も

こちらは、まとめ買いをしないお客様のお宅のキッチンをお片付けさせていただいた時の画像です。

お客様の許可をいただいて掲載しております

コップ、お皿、お手拭きなどおやつの時間に使う物をグループにして収納しています。
買い物の頻度も高く、お菓子のストックがほとんどないということでしたので、お菓子を入れるケースの下に、お子さまが自分でお菓子の準備ができるようにしました

お家の中には、「こどもの自分でできる力」を伸ばす種がたくさん落ちています。
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