古代研究: 伊都って別の意味があった。
伊弉諾の持っていた剣なのでありますが、別名があります。
Wikiから引用します。
「イザナギが所有する神剣(十束剣)で、妻イザナミが黄泉へ行く原因となったカグツチを斬り殺す時に用いられた[5][6]。『古事記』における神名は、天之尾羽張神(あめのおはばりのかみ)という[4][5]。別名 伊都之尾羽張(いつのおはばり)[2][4]。 『日本書紀』の稜威雄走神(いつのをはしり/いつのをばしりのかみ)と同一神とされる[7][8]。 葦原中国平定(国譲り)神話で活躍する建御雷神(鹿島神宮主祀神)は、天之尾羽張神(伊都之尾羽張)の子供(古事記)もしくは子孫(日本書紀)と記述され[9][10]、同一神とみなされる事もある[7]。」
伊都(いつ)って、伊都国と関係があるのかなあ?
「日本神話は、天之尾羽張(伊都之尾羽張神、稜威雄走)・タケミカヅチ(建御雷神)の二柱とも、剣の神霊であることを表している[9][40][41]。 なお「尾羽張」は「尾刃張」で、鋒の両方の刃が張り出した(切先が幅広くなった)剣の意味である[1]。「雄刃張」で、刃全体が鋭利であることを意味するとも[1]。「天」は高天原に関係のあるものであることを示す。 「伊都」「稜威」(いつ/いづ)は、神の威力盛んな様子を意味する[2][42]。 古事記で「伊都之尾羽張神」が天之安河の水を堰き止めていた事から、山が張り出した尾根を意味するとも[21]。 「雄走」(をはしり)は「鞘走る」(さおはしる)の意で、鋭利な刃・刃のひらめきが鋭く走る様子を示す[2][35]。 なお「羽々」(はば)で大蛇を意味する[43]。」
えー、そうなの?
伊都って、「よく治められた都」っていう意味なのに、「神の威力盛んな様子を意味する」なの?
二重の意味があるのですな。びっくりです。
なかなか、奥がまだまだ深いですなあ。
古代の剣って、デザインがおおまかにいって、2種類ある。
1つは、菖蒲の葉のようなっていう、左右に刃があるのだ。
2つめは、持ち手のところがくるんってなっていて、金属をそのように丸めるのは難しく、剣部分はわりと単純にまっすぐだ。
(日本刀みたいに、剃りはだいたいなくて、直刀である。片刃でもなくて、だいたい両刃である。)
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