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飲水病について
歴史本が好きな人なら、たぶんちょっと耳慣れないが、「飲水病」についてご存じかもしれない。
なんとこれ、現代の病名だと、糖尿病なのだ!!
きゃー、怖い。本当の病気だ。
名前の通り、「水をたくさん飲みたがる」のです。
自分で気づいたら、すぐさま病院にいって、あと日常生活は、お酒、甘いもの、炭水化物はとりあえず減らすのだ。
まあ、飲食に注意すればいいのでありますが、治らない。なんというか、健康な状態にまで、抑えているだけなのだ。
血管の末端まで血がいかないので、手足切る人もいて、やばいのだ。
この飲水病については、有名な歴史的人物がかかってます。
1人は、平安時代 摂関政治の頂点にいた、藤原道長なのだ。
まあ、教科書に載ってるから、引っ張り出すか、検索すれば絶対にすぐみつかるです。
まあ、62歳まで生きたので、当時としては十分だと思うが、実は平安時代のお酒は、濁り酒でなんというか、どろっとした米と砂糖を混ぜて飲むような糖度の高さなのだ。宴会が多くて、酒好きだともうまじに、糖尿病まっしぐらなのです。
「万寿4年12月4日(1028年1月3日)、病没。享年62。死の数日前から背中に腫れ物ができ、苦しんだとされ、癌または、持病の糖尿病が原因の感染症ではないかといわれている。死期を悟った道長は、法成寺の東の五大堂から東橋を渡って中島、さらに西橋を渡り、西の九体阿弥陀堂(無量寿院)に入り九体の阿弥陀如来の手と自分の手とを糸で繋ぎ、釈迦の涅槃と同様、北枕西向きに横たわった。僧侶たちの読経の中、自身も念仏を口ずさみ、西方浄土を願いながら往生したといわれている。」
さて、次がなんとまあ、織田信長だ。
えー、武士とかって鍛錬するから、体いっぱい動かすから、糖尿病になるなんておかしくね?と思うのですが、そうらしい。
一説には、味が濃い料理を好むらしく、そのため、やばかったらしい。
あらまあ。
やっぱり、薄味にしておかないといかんとですなあ。
ああー、スイカ食べたいwww 冬でもスイカは食べられて、現代でよかったー。
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