【政策提案】 日本政府はもう「刑務所に入りたいです受付窓口」または「暴れたい受付窓口」などを作るしかない。毎年の精神健康診断制度も作るべき!!
10年以上前に、「赤ちゃんポスト」というのができて、賛否両論がありました。
育てられない赤ちゃんをここに預けてねっていう、窓口がありまして、表は無人で誰もいませんが、裏に保育スタッフがスタンバイしているものです。病院が経営しているところが多いようです。
もちろん頭の固い常識人から見たら、「子供くらい親が育てろ!」とか、「素直に養育園とかに頼め!」とかなのですが、前後経緯を話すのもしんどいし、身元も教えたくない・・・みたいな人が使うことになりました。
理屈から言えば、賛否両論サービスなのですが、それでトイレで殺されたりする赤ちゃんは減っただろうし、預けられた子供は、ちゃんとした里親さんにマッチさせてもらって、すくすくと育ちました。保育員さんや裏方のスタッフさん、里親さんたちの、素晴らしい育児の賜物です。たとえば、この方です。
親がいいから、すくすく育つのじゃないです。「まっとうなセンスの保護者」がいればよくて、逆に実の親なのに、毒親だったりしたら、子供は不幸です。この赤ちゃんポストは、裏方の方々がとてもがんばられたのだと思います。
認可された熊本市長さんは、このように言われています。
「それでも、翌07年4月、熊本市は子どもの安全確保などを条件にポストの設置を許可した。この時、市長だった幸山政史さん(56)は「ギリギリまで悩んだ。最後は『救われる命があるのなら』と、願いを込めて決断した」と話す。」
さて、昨今ジョーカー案件とか、「社会に腹立つので、政治家を狙った」とか、「腹立つので、幸福そうな親子を狙った」とか、「人を殺せば、刑務所に入れるから」というので、町中でなんでもいいから、無差別殺人や殺傷事件があります。しかも、けっこう数か月かけて、用意しているケースが多いです。模倣犯もちらちら出ています。
本来、恥の文化があるし、従来なら、まじめな日本人だと考えられない事件です。
多くは貧困で、家族もいないか、いても毒親みたいなので、まともな相談ができないような孤独の人と予想されます。
こういう人は不安になって、それが何か月、何年も続くと、耐えられなくなって、犯行に及び、他者のせいにします。自分が悪いって認めるともう生きていけないのです。
「(こんなに貧困にさせた)社会が悪い」「俺をこんなところに追い込んだ、XXが悪い」と、常識では通らない言い訳を言いまくります。
また、相手を大の体格のいい大人ではなくて、痩せた女性とか子供相手に狙うなど、傷つけやすい相手を選びます。
これで、なんの関係もないような人が何人も怪我したり、死んだりします。
恐ろしい世の中です。
去年は、無敵の人といわれる、比較的弱者男性が切れた例が多かったのですが、なんと、2022年8月21日のニュースでは、中学3年生の女子まで発生しました。
背景ははっきりしませんが、おそらくサイコパスの可能性があるかなと思います。義務教育はほぼ終わる寸前なので、「悪いことをしたら、だめ」っていうことは頭ではわかっていても、何かそれを飛び越す要因があったのでしょう。
(1) 小学生にあがったら、精神健康診断を義務つける。そのあとは、毎年か、あるいは1年おきに、健康診断と同じように実施する。(だいたい、3,4歳から、悪い子供は嘘を平気でつき始めます。遺伝です。何が遺伝するかどうかは、行動遺伝学ですでに研究されています。うそつきは遺伝です。)
もし、反社会性パーソナリテイ障害や自己愛性パーソナリテイ障害に該当したら、専門教育指導を追加する。遺伝するケースが多いので、親もセットで指導する。
(2) 高校3年生や大学4年生など、次は社会に出る前にも、精神健康診断で、プラスアルファ(より精密な診断のもの)のを義務付ける。これをもらえないと、政治家や公務員、弁護士、公認会計士など、公的な重要職業に就職できないようにする。もしくは、政治家などの場合は、明示するようにするなど工夫する。
(※ 他の民間職業はつけます。たとえば、広告などは少し派手に誇張するほうが、能力が高いです。つけるつけないの職種は、もう少し研究して選ぶ必要があるかなと思います。たとえば、自衛官はちょっとサイコパス気味の人のほうが、優秀です。)
中野先生の本は、わかりやすく、面白いので、1冊は読んでおくといいと思います。
(3) 「刑務所入りたい人相談窓口」あるいは「なんでも相談窓口」を用意する。
現在でも、市町村や国、他にはボランティアなどが相談窓口をやっていますが、これらは、自殺防止、うつ病予防、DV避難的な目的がメインです。つまり、弱い人が自分が困っているケースのためにあります。
しかし、無敵の人のように、他人を傷つける気持ちまであがっている場合の受付はありません。
もちろん、対面だといきなりナイフで刺すとかしそうなので、あくまでもオンライン相談だけにします。
無敵な人にしても、「静かに暮らしたい願望」はあるはずです。そのような状況に流してあげることが大切です。
相談に来たら、「たとえばお金がほんとうにない」場合や、本当に暴力衝動がある場合などなど、分けて対応すべきだと思います。
暴力衝動がある場合は、たとえば、車の破砕工場に案内して、ストレス解消で車やプラスチック部材などを壊してもらいます。リサイクル工場そのものが、そういう仕事もありますから、それでガス抜きしてもらいます。多少、お金が出してもらえるといいかもしれません。
あるいは、ボクシングジムのようなところを契約しておいて、ボクサーのコーチに指導してもらうのがいいと思います。ボクサーのコーチは、暴力衝動をうまく受け流すことをよくご存じのはずです。たとえば、「あしたのジョー」はボクシングを知る前は、ただの不良少年でした。エネルギーが余っていたのです。ボクシングを知ることで、「きちんとした闘争意識をプラスい使う」ことができるようになり、目標を持つことができました。
才能が有れば、本当にプロボクサーになれるかもしれませんし。
たとえば、努力家の人格者としては、内藤大助元チャンピオンなどがあげられるでしょう。このような方に、コーチや相談者になってもらうといいと思います。
他にももう引退した日本人ボクシングチャンピオンはたくさんおいでです。
お金がない場合は、生活保護を優先的に払えるようにします。特急ラインを用意するということです。
あるいは、たとえば刑務官のOBに手伝ってもらって、実際の刑務所を経験してもらい、強制労働や刑務所のような制限のある生活を1-2週間など、やってもらいます。もしかしたら、むしろ本当の刑務所にはいってもらって、えげつない犯罪者とディスカッションをさせてみればいいかもしれません。
空想と現実がいかに違うか、わかってもらう必要があるでしょう。
実際の刑務所では、たかだか、食事の量が多い少ないというだけで、喧嘩になることもあるようです。また、マウンティングもすごく、犯罪の種類によって、誰が上で、誰が下・・・というので問題になっています。こっそり、こづいたり、罵声をあびせるなどの、いじめはたぶんとても多いと思います。
海外には、このような刑務所内いじめをテーマにしたドラマもあるようです。たぶん、このドラマだと思いますが、どろどろのようです。
現実の世の中で、まともに生きていけないような、弱者がそんなところで、本気で生きていけるとは思えません。
刑務官に泣いて、独房や医療刑務所にでも移してもらうしかないかなと思います。
日本人は優しすぎるし、まじめすぎるので、古典的な倫理観にこだわりすぎる傾向があります。やさしさや思いやりが人をだめにすることは、多々あります。
ですが、ブレークスルーするには、特別措置のようなものがあっても、しょうがないと思います。
人生の解決には、プラスが100で、マイナスが0というのは、いつもあるとは限りません。プラスが80だけど、マイナスが20だったら、プラス60にはなるわけですから、十分な措置をして、対応してもよいと思います。
日本政府が早く、なんらかのはっきりした予防処置をとってくれることを望んでやみません。
前段の赤ちゃんポストを許認可した熊本市長のような、英断が必要なのだと思います。