協会の「設立趣意書」

設立趣意書とは

じっさいに協会を立ち上げる前に、通常は事業計画書を作ります。
しかし、何もなしにいきなり事業計画書を作ることは容易ではありません。
そこで、事業計画書にとりかかるさらに前に作るのが「設立趣意書」です。

設立趣意書 ⇒ 事業計画書 ⇒ 協会の立ち上げ

設立趣意書は、これから協会を作って活動したいあなたの「意気込み」を書いたものでもあります。

設立趣意書の使いかた

設立趣意書は、

  • 一緒に協会のコアメンバーになってほしい仲間(※1)

  • 何らかの形で協会にかかわってほしい人たち(※2)

に、あなたの考えを説明するためのツールとなります。
設立趣意書をもとに、仲間と話しあいながら事業計画を作っていきます。

設立趣意書は、国家にたとえると「建国の精神をあらわした憲法」のようなものです。
憲法をもとに細かい法律が作られるのと同様、設立趣意書をもとに事業計画ができあがっていきます。

(※1)協会の理事になってもらう人たち
(※2)協会の講師や、協会のウェブサイトを作ってくれる人など

設立趣意書に書くこと

このようなことを書きます。

  • なぜ協会を作りたいのか、あるいは協会を作って何を目指すのか

  • 協会はおもにどんな活動をするのか

  • どこの拠点をおいて活動するのか

設立趣意書とは、協会の方針を決めるうえで重要なもの。
設立趣意書があれば協会の軸も定まり、人に協力をあおぐことも容易になります。
じっくりと時間をかけて考えた設立趣意書は、協会が成長してからも機能し続けます。

設立趣意書のサンプル

設立趣意書のサンプルをこのページで提供しています。
協会モデル講座で提供している大量の資料のひとつです)


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