ニボシの恵【第2回 虚海のラーメン道場】
おはようございます。虚海と申します。10月17日の木曜日、仕事終わりに息子と苫小牧市内のラーメン屋さんに行って来ましたので、そちらのお店のレビューをしたいと思います。
苫小牧市日の出町にある「ニボシの恵」さんです!
夜7時半頃に着いたのですが、店の中には私たちともう1組だけでした。遅い時間でしたので、待たずに入れたのは良かったです。というか、お昼でもたいていは待たずに入れます。混んでいる時でも1つくらいはテーブルに空きがある感じでしょうか。和の雰囲気で私は好きな感じですよ。
メニューはあっさりとこってりがあります。値段は平均的ですかね。大盛りが180円増しなのはハッキリと高いとは思います。
今回も私はこってり塩らーめんの大盛りを注文しました。10分しないうちに来てくれました。まあお客様少なかったので…
澄んだスープが印象的です。写真見ているだけでよだれが出てくるのは、私がここのラーメンが大好きだから仕方ありません(笑)。
麺は中太ちぢれ麺とストレートから選べますが、こってり系なら中太ちぢれ麺をおススメします。北海道のラーメンにふさわしく、力強いしっかりとした麺で、間違いのないおいしさ。
スープのベースはもちろん煮干しなのですが、20時間水出しした煮干しの風味が最高。背油がのっていて、これが煮干しに良く合います。このスープのおいしさがこちらの最大の魅力で、個人的にはこれ以上おいしい塩ラーメンを食べたことがありません。煮干しのあっさり感と背油のこってり感のベストマッチをぜひ楽しんでもらいたいです!
具材は、ネギ、メンマ、たまご、チャーシュー、海苔なのですが、写真の通りチャーシューは普通のラーメンとは異なっていますね。これもまた美味しいのですが、チャーシュー目当てにここに来るほどではないです(笑)。スープに良く合うので最高なんですけどね。
そんなニボシの恵のラーメンを虚海的に採点させていただきました。
【スープ】100点:塩ラーメンの究極だと思います。
【麺】100点:スープをしっかり受け止める麺。歯応えも完璧です。
【具材】90点:特筆すべきことは無いです(笑)
【お得感】50点:大盛りが+180円は高いかな…
【総評】100点。究極至高の塩ラーメンです!
いや、ほぼ文句無しなんです。具材も特筆すべきことは無いけど、とてもおいしいですし。正直、塩ラーメンの完成形だと思うくらいなんですよ。こってりしつつあっさり、奥深くいつまでも飲んでいられるスープ、しっかりと受け止める麺… ほかを非難するわけではないのですが、塩ラーメンの有名店といえば函館のあじさいとかですけど、はっきりとレベル差を感じます。
北海道の地方都市苫小牧にあるので、場所が場所だけに気楽にオススメはできないのですが、道民の方にはぜひ一度食べていただきたいと思います。
心配なのは、お客が少ないことくらい。ここがつぶれたら、マジで苫小牧、いや北海道のラーメン界の大損失だと思います!
私の採点甘いと思われるかしら(笑)? 前回の彩未は99点でしたし。でも彩未は個人的に味噌ラーメンの最高峰だし、ニボシの恵は塩ラーメンの最高峰なので、この評価は仕方ないんですよね。彩未の時は「さらにおいしい味噌ラーメンのために」99点としましたが、ニボシの恵はここを超える塩ラーメンがあるわけないと思うので、あえて100点にいたしました。
そうそう。ここの味噌ラーメンもおいしいんですよ。ただ、塩に比べればわざわざここで食べなくてもいいかなって感じではあります。ここに来たらやっぱり塩ラーメンを食べたいです!
また、ここはやはり苫小牧にある「鶏恵」さんの同系列なのですが、そちらのラーメンもとてもおいしいので、後日レビュー書きたいと思います!