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来年から再開!

おはようございます。虚海と申します。私が連れの将棋をYouTubeに投稿していたのはこのブログをご覧の皆様ならご存じかと思いますが、なんと先日連れがウォーズで3連敗し、アカウントを消してしまう暴挙に出てしまいました(笑)。

で、それならチャンネルを継続する意味もないので、いったんチャンネルそのものも消してしまいました。今になってみれば、新しいアカウントで再開すればなんてことなかったんですが、私も勢いでやってしまったんですね。

で、その後連れと話し合いをし(いやそんな大げさなものではないか)、結論としてはやっぱり将棋を指そうと思ったんだそうで、それはそれでいいのですが。でも、同じことを繰り返さないように、いくつか反省をしっかりしようと思います。

まず、今回こんなことになったのは、「3連敗」が大きかったと思います。一気に達成率を下げてしまい、もう嫌気が差してしまったんだそうですね。まあ気持ちはわかります。私も同じようなことを何度もしていますから(笑)。

また、前回からウォーズでの対局期間が空いてしまったことも大きかったように思います。1カ月ほど空いてしまって、こうなるとウォーズで対局するのも緊張しちゃいますし、負けられないプレッシャーを必要以上に感じてしまいます。あとからその対局を見たんですが、ちょっと普通の精神状態ではないみたいでした。

さらに、「年内に初段になる」みたいないらない目標を勝手に立ててしまったことも… そのおかげで、三連敗のダメージがより大きなものになってしまいました。一気に減ってしまった達成率に年内初段が絶望になったと思い込んでしまい、勢いでアカウントを消してしまうことになりました。

そして、上記を繰り返さないようにすることは実は案外簡単で、

1.毎日指す
2.2局以上指さない
3.期日の目標を定めない

以上でほぼ完璧に防ぐことができます。

だいたい、将棋の上達ってすごい時間がかかりますし、なんならもうここが限界である可能性すらあるわけで。どうも私も連れも将棋の才能には恵まれていないようですので、本当にそろそろ成長の上限だと思います。

ギリギリ初段になれるかどうかの境目くらいの素質だと思うので、「いついつまでに初段になる!」とかの目標を定めてもたいていは無駄だし、逆に変なプレッシャーをかけるだけマイナスにしかならないんですよね。

なので、将棋は細く長く続けていくことが大切なのかなと。途中でやめたりしないで、楽しく継続していけたら少しずつ少しずつ成長していくものなのかなと感じます。私とて、将棋を始めてもう8年になりますけど、まだ81道場初段ではありますが、将棋ウォーズでは1級の上のほうですものねえ。

もっとも、私はもうウォーズを全然指しませんから、再開したらあっさり初段になれる可能性もあるわけですが(笑)。

閑話休題。で、せっかく将棋を再開する道を選んだわけですから、上達速度を少しでも速めるために、もう少し勉強もしっかりしようか! ということになりました。私は将棋の勉強は質も量も大切だと考えていて、今は質はともかく量がちょっと足りないかなと思っています。

ほら、学校の勉強でも、私個人の感覚としては、進研ゼミをやっていて学年トップに近い成績を取れる人を見たことがありません。理由はかなり明白で、進研ゼミはポイントをしっかりまとめた良問を勉強することはできるのですが、やっぱり量が決定的に不足しているんです。多分そういうことだと思います。

将棋も同じで、今やっていることそのものは理にかなっていると思うのですが、やっぱり量が不足していると考えます。

幸い、棋書は膨大にありますので(笑)。

ここで、現在の問題点について考えてみます。現在彼が伸び悩んでいる原因を考えると…

「安定して数手先を読みながら指し続けることができず、なんとなく指してしまうことがある」

ここに尽きるのかなと思います。彼の場合は序盤で崩れるのも、中盤で悪くするのも、ほぼこれが原因ですし、まだまだ不足しているとはいえ、知識そのものは初段レベルにあると思いますから。もっともまだまだ知識もつけていかないといけないのですが、それより安定して読み続けることができないというか、読み続ける根気が続かないことが大きいのかなと考えています。

では、この力をつけるにはどうすればいいか?

私は詰将棋を丁寧に解き続けることだと思います。

以前にも書きましたが、詰将棋は詰め手筋の勉強というより、数手先を読む練習であり、たくさん解くことで数手先を読む技術もスタミナもつけることができると考えています。

現在は高橋先生の「7手詰将棋」を10題解いていますが、ハッキリ不足しているのかもしれませんね。

そこで、今後は高橋先生の「3手詰将棋」「5手詰将棋」「7手詰将棋」を毎日各10問ずつ、「9手詰将棋」を2問ずつ解いていこうと思います。1日32問ずつ。いろんな手数を解くことで、実戦的な読む力を鍛えるのが目的になりますね。

「9手詰将棋」が2問だけなのは…いや、難しいんです(笑)。なので、しっかり考え続けて、なんとか2問解けたらいいなーってくらいです。5分考え続けて解けなければ答え見ましょう(笑)。もっと解けるようならそれはそれでいいですしね。

さらに、実戦詰将棋を解いていきましょう。これも以前書きましたけど、普通の詰将棋が読みの力を鍛えるのに対し、実戦詰将棋は本当に相手玉を詰ませる練習になります。まずは羽生先生の「実戦の詰み」が一番簡単な実戦詰将棋なので、これに取り組んで、終わったら次にいきたいと考えています。1日8問でいけば、全部で40問の詰将棋を解くことができますね。

現実的なイメージなんですが、彼の読む力は7手くらいから怪しくなってくるので、7手詰めを増やすことも検討したのですが、ちょっと疲れてしまうので(笑)。上でも書きましたが、継続できることが一番大事ですからね。

たぶん、すぐ3手は要らないかな…と思うようになると思いますので、そうなったら3手を無くして7手を増やす予定です。まずは数多くの詰将棋を丁寧に読みを入れて(こことっても大事!)解いてもらおうかなと思います。

詰将棋だけで朝の勉強は終わっちゃいそうですね。まあそれはそれでいいでしょう。次は夜の勉強!

夜は「次の1手」と「必至問題」をやってもらおうと思います。これも丁寧に読みを入れつつ、1日10問ずつで。次の一手は「手筋コレクション432」を、必至問題は「ロジカルな必死」を今まで通りやっていけばいいでしょう。また、もう1冊手筋本を解きたいですね。「ひと目シリーズ」から1冊ずつ解くことにしましょう。まずは…「ひと目の手筋」やってみますかね。超基本の本ですが、案外忘れてるかも。

そして、対局ですね。YouTubeに動画を投稿しますので、今まで通り対局し、その場で振り返りも自分なりにしてもらいます。動画録画後にkentoにて振り返りを行い、積み重ねていけたらいいと思っています。うまくnoteと融合させたいのですが。でも、負担が大きくなり過ぎると辛いですね。仕事ありますし。
最後に、将棋は娯楽であり数多くあるボードゲームの1つであるという持論は変わりません。でも、遊びでもちゃんと努力しないと上達しませんし、運があまり介在しない(まったく介在しないとは言わない)ゲームですので、努力が影響する部分が大きいとも思います。やるならしっかりやらないと、時間の無駄になってしまいます。しっかり頑張って下さい! 私も頑張ります。

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