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京島鉢日記|24. 僕が休んでいるうちに
8:00起床、22度、雨。
10月最終週を迎える。先週末のワークショップ、その後の資格試験などでいつもの週末が週末「休み」ではなくなっており、それがこの1ヶ月だいぶ続いている。EXPO期間中忙しくなるのはあらかじめわかっていたが、僕はまだ体のリズムがそれに追いついていないようだ。毎日、毎朝、きちんとパフォーマンスと生活を両立している町の先輩たちには頭があがらない。
今日、ぽっかりできた時間で仕事をせねばとフラフラ歩くが、なんだかチェーンの喫茶に行く気がしなくて、向島あたりまで歩いてゆっくりしていた。休むことは悪ではないはずなのだが、どうにも後ろ髪を引かれる思いが拭えない。凸工所の前にある一般家屋はこの二週間ほどで解体が進んでおり、2階の窓から天井が見えるような状態に。街で暮らすとは、適切な距離感とは、2年目にしてまだまだ「コレだ」というリズムに辿り着かない。
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今日の鉢「お別れの家」
向かいの家は凸工所がオープンしてからずっと、結局人の出入りがなかったように思う。相続したものなのか、もっと別の理由で放っておかれているものなのか。土地や物件、事情もさまざまだろうけれど、一旦このかたちを留めておくことにしよう。
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このnoteは「すみだ向島EXPO2024」内の企画、京島鉢日記 / Kyojima Pot Diary として 淺野義弘(京島共同凸工所)によって書かれているものです。