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京島鉢日記|20. うさぎ、風船、ヴァイオリン

9:30起床、23度、曇り。

週末日曜日に控えた電気工事士の勉強をモリモリする。当落線上にいてギリギリだ。久々にがっつり時間を取って勉強だけした。スマートフォンやPCの通知に心を動かされてはならない。かつての受験生、そしてクラスでノートが人気になるほどの優等生だった自分を思い出しながら、浮ついた集中力で過去問たちと向き合っている。

模擬試験を印刷するためのプリンター、3Dプリンターがあるからこんな持って回った言い方になるのだが、を使うためにラボに行く途中、夕刻のヴァイオリン弾きを見る。みんなにとっては1日の終わりなのに、僕はまだまだ終われていないな、むしろこれから本番だな、午前はしっかり起きていたのかなど色々な気持ちが湧き上がる。今日の演奏は特別版ということで、ウサギの格好をした舞踏家がバナナを食べ、風船を持って見上げる中でのパフォーマンスとなった。僕の語彙が足りないのではなく、本当にそうなのだからこの街が大好きだ。


今日の鉢「かわいいアラモード」

バナナやうさぎ、風船などかわいいモチーフがたくさんだが、バナナをプランターにする発想はなかなか難しく、思案の果てにプリンアラモードが飛び出した。先日のけん玉と同じく、花で彩ることで完成する器だ。バナナを添えても、さくらんぼを添えても良い。クリームの形状がなかなか難しいのだけれど、回転体としてサポートなしで作れるデザインはありがたいものだ。

このnoteは「すみだ向島EXPO2024」内の企画、京島鉢日記 / Kyojima Pot Diary として 淺野義弘(京島共同凸工所)によって書かれているものです。


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