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京島鉢日記|25. 突然の秋雨風冬
9:00起床、17度、くもり。
びっくりするほど寒い!去年の十月はむしろずっと暑かったような気がするので、ちょっと驚きだ。長袖パジャマの準備が追いついていないので、多分余裕で風邪を引くだろう。エアコンの便利さを実感した凸工所にて、今年もまた石油ストーブに火を灯す時期が来そうだな、などと思いつつ、月末納品の依頼品を作るために手を動かし続けていた。
夜、いやーまだやることがたくさんあるけれどもという焦りを感じつつも、京島トキメキ合唱団の会合へ。凸工所が始まる前からの付き合いで、僕の京島ライフのベースを築いたと言っても過言ではない。9月の発表会を終え、クリスマスに向けて再スタートを切るタイミング。EXPOや他のイベントで忙しい人々も多いが、雨風にさらされながら練習場所に到着し、楽譜の読み合わせなど進めていた。団長お手製のシルクスクリーンも増えており、使いこなしてもらってありがたい次第だ。
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今日の鉢「溶けかけスノーマン」
練習場所への移動、歩くと少し距離があるので自転車を走らせる。がしかし、小雨はともかく風も吹いており身の危険を感じるほどだった。落ち着いて歩くのが正解だなと思いつつ、骨身に染みる寒さを雪だるまとして形にしてみる。斜めにして出力し、ラフトをつけると溶けた感じが出て可愛いのだ。
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このnoteは「すみだ向島EXPO2024」内の企画、京島鉢日記 / Kyojima Pot Diary として 淺野義弘(京島共同凸工所)によって書かれているものです。