僕たちは花
それぞれの種に
たった一つの理由と
数え切れない時節が
繋がりを思い出させようと
雨が降ったり
風が吹いたり
陽光が差し込み
月明かりがぼんやり
踏まれてばかりで
枯れてしまいそう
歌になるなら
意味もあるかと
気付かないけど
聴いていたい声に
いつだって語りかけて
僕たちは花を咲かせる
いいなと思ったら応援しよう!
やりたいことなんて何もなかった放課後
ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆
帰る所があるから座り込んだ深夜の路上
変えたい何者かを捕まえられなかった声
振り向くばかりの今から届けたいエール