枯葉を追って
風の手のひら
撫ぜられる度
揺られ揺られ
かさりかさり
西日が時折り
照っては消え
転げた後にも
横たうまんま
何も言わずに
奏でるような
様々な物音が
どうして調和
不思議だろう
理解も超えた
自由と言えば
容易いもので
考えることも
流しっ放しに
委ねた眼差し
枯葉を追って
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やりたいことなんて何もなかった放課後
ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆
帰る所があるから座り込んだ深夜の路上
変えたい何者かを捕まえられなかった声
振り向くばかりの今から届けたいエール