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視界の消失と引き換えに
見えざる存在
不意に視界をよぎる
時の空白に
きららと笑っている
始終窺っているのか
それは買いかぶり
さして重要でもない
その程度で良い
許されているかのような
若さゆえの熱病も
月日の単一な劣化により
いずれはありふれた疾病に
心と体は
告げる別れと会偶に
先を争うかのような
決心を常日頃持ち寄る
見えざる世界
限りなく同一だが
流れ行く私の言葉は
どちらに落ちるだろう
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![壱貫亨治](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61472451/profile_3e6d49281670f377bf124331603184cd.png?width=600&crop=1:1,smart)
見えざる存在
不意に視界をよぎる
時の空白に
きららと笑っている
始終窺っているのか
それは買いかぶり
さして重要でもない
その程度で良い
許されているかのような
若さゆえの熱病も
月日の単一な劣化により
いずれはありふれた疾病に
心と体は
告げる別れと会偶に
先を争うかのような
決心を常日頃持ち寄る
見えざる世界
限りなく同一だが
流れ行く私の言葉は
どちらに落ちるだろう