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笑わせて

吹き曝し
細胞分裂
終えるまで
花の実を
摘んでは撒いて
育てたり
公園で
暗くなるまで
座り込む
誰かの憂いを
歌にして
温もりに
焦がれて震える
寝室の
壁に星屑
降らせたり
どうしてか
僕は生きると
決めたなら
せめて一人を
笑わせてみる

やりたいことなんて何もなかった放課後 ぺっちゃんこにした鞄に詰め込んだ反逆 帰る所があるから座り込んだ深夜の路上 変えたい何者かを捕まえられなかった声 振り向くばかりの今から届けたいエール