(実施報告)3省庁合同座談会について
こんにちは。
寒くなりましたね。弊学構内では銀杏が地面を覆い、黄色の絨毯のようになっています。
さて、先日「情報共有」と銘打ち投稿しましたが、厚生労働省とこども家庭庁、文部科学省の3省庁の内定者による就活生向けのイベントが昨日行われました。
私はこども家庭庁の内定者として登壇し、僭越ながら志望理由や官庁訪問対策について就活中の方々にお話しをする機会を頂きました。
その後、少人数懇談会も開かれ、複数のグループに内定者が散らばり、就活生の質疑に応える時間がありました。
以下に、こども家庭庁についてよく出た質問と個人的見解を述べます。
何か参考になればと思います。
質問1:情報量が少ない中での官庁訪問対策だったと思うが、何をしたのか?
→とにかく情報を集めまくった。以下4点。
①説明会には可能な限り参加。(職員訪問の制度がなかったため、職員さんと話せる機会が説明会しかないため。)
②インターネットやフリマアプリを使いつつ、とにかく過去の官庁訪問体験記から、官庁訪問全体のイメージを持つ。特にこども家庭庁への出向者が多いと聞く厚生労働省、文部科学省、内閣府、そして採用予定人数がこ家庁と同じく少人数で、かつ割と新設の消費者庁(内閣府の外局だし)の採用プロセスを確認していました。
③説明会で知り合った他の就活生と官庁訪問前も、その期間中も情報交換。
→こども家庭庁訪問予定者と志望理由書や模擬面接をして、お互いに支え合っていました。訪問期間中も、第○クールの○日目は何人くらい待機室にいて、出口面接の時は何人残ってて…とか、グルディスの有無などを随時確認していました。
(なるべく見通しが立ったほうがいいじゃないですか。笑)
④新設省庁とはいえ、確実に質問されると思われる内容はある。
「自己分析について(長所短所、ストレス解消法)」、「志望理由」、「なぜ国家総合職か」など。
これらをいつ聞かれても、ノンストレスに話せるよう、面接練習を惜しまず行った。
質問2:こども家庭庁はその設立背景には政治的な文脈を見落とせない。就活生としてはどのように感じていたか?
→「就活生」としてはさほど気にしていなかった。政官の距離については就活生からわかることには限りがあるし。何より、庁の理念と所掌分野に対して、強い共感と興味があったので。
質問の意図としては、こ家庁が時の政権によって今後統廃合する可能性があるのではないかというものか?
しかし、同じ内定者の回答を借りれば、他の省庁も往々にして歴史を経ている(Ex:厚生省&労働省→厚労省、総務庁&自治省&郵政省→総務省)。
言ってしまえば、どの省庁も現体制のまま50年後も確実に存在しているとは限らない。その上で、極めて楽観的に、今目の前にある「ここだ!」と思える選択肢を選んだに過ぎません。
この点はご自身の原体験や職員さんの話などを踏まえ、その道をどれほど強く信じられるかにかかっているのではないでしょうか。
質問3:こども家庭庁には職員訪問制度が見当たらないが、どのように職員と話していたか?
→職員さんの声を聞くには基本的に説明会参加しかない。そのため可能な限り参加することを私はお勧めする。
昨年の例ではあるが、説明会後に職員さんが会場に残り、インフォーマルに就活生と立ち話ができるようになっていた(あくまで以前は)。そこで、自分が気になっていること、不安なことを相談すると良いと思う。ちなみに私は職員さん方が、なぜ国家総合職を目指していたか、調整の際に心がけていることは何か、などを複数の職員さんに聞いて、内容の共通性を見出していた。
これは他省庁の説明会の時に同様の質問をしても面白い。
他に思い出せば追記します。
何かあればコメントで聞いていただけるとお答えできるかもです。
皆様、どうかお身体第一で!
あー、修論を書かねば・・。