【学生企画:教探生にインタビュー #6】流しそうめんイベント「再開に 3Q(サンキュー)の会」
教育探究科学群では学生のアイデアを生かせるような環境づくりを大切にしています。
今回は、学群生全員を対象とした流しそうめんイベントの企画/運営代表者の宮本慎也さんにお話を聞きました。
流しそうめんイベント「再開に 3Q(サンキュー)の会」
夏休みが明けて秋学期のオリエンテーションが終わった後、PFCのエントランスを使用して25m以上の流しそうめんを行いました。全教探生に呼びかけを行い、教職員も参加した大きなイベントとなりました。2Qまでお疲れ様でした、そして3Qからも一緒に頑張ろう!という想いを込めてこのイベントを企画しました。
ー今回の流しそうめん企画に至った経緯を教えてください!
2Qの終盤に、3階のGDR(グループディスカッションルーム)で友人と何か集まってイベントできたらいいよねと話しをしていたんです。「2Qお疲れさま会」としてどんなことができるか話しながらホワイトボードにアイデアを書いていました。例えばPFCの4階のテラスでBBQやケータリングを食べるなど様々な案が出る中で、自分がポロっと言った「流しそうめんできるんじゃない?」という発言をとある先生が聞いていて、先生から面白そうだから提案してみてよということになりました(笑)その後はとんとん拍子に話しが進んで、2Q終了後から自分が代表となって流しそうめんの実現に向けて企画を行うことになりました!
ー企画から実施日までの間、難しかったことはありましたか?
企画段階ではそれほど手間がかからずできると思っていましたが、必要なことなどを調べていくうちに、思ったより大変そうだという認識に変わりました。PFCで流しそうめんの実現を検討するにあたって、①100人単位のイベントをどう運営するか、②PFC内のどこの場所で行うか(最初はPFC外階段でやることを考えていた)、③そうめんを流すための水の確保と排水をどうするか、など自分が当初思っていたより、準備することがあるということに気づき少し戸惑いました。
また、事務室の方々と企画の実現に向けてどのように調整するかという点も難しかった部分の一つです。高校時代に生徒会長をやっており、文化祭などの企画などを行ったことがあったので、今回も同じように進めれば大丈夫だろうと思っていたのですが、今思い返すと高校ではある意味決められた範囲で物事を進めて実行していたところが多かったように思います。それとは違い、今回のイベントはゼロから企画案を練り上げて、この企画を通すにはどういった提案をすればいいのか、どこまでが自分たち学生ができて、どこからはできないのか、できない部分は事務室の方々に動いてもらう必要があるのかなど、内容をきちんと詰めながら進めていくことに大変さを感じました。
また、実施2週間前(8月下旬)に全国ニュースで流しそうめんで食中毒があったと聞き、企画が実現できるか不安に思ったこともありました。
ー準備期間はどのくらいでしたか?
2Qが終わった7月下旬から9月5日までの約1か月半くらいで準備を進めました。
ー宮本さん以外に実施に関わった人はいますか?
準備段階で15名ぐらいの教探の学生に協力してもらいました。「たんたん」(教探を盛り上げるサークル)の中で協力者を募りました。協力者の学生には、主に流しそうめんのテストのとき、前日設営、当日の運営に関わってもらいました。
ー当日の運営は大変でしたか?
準備はしっかりと済ませていたので当日はそこまで大変ではありませんでした。もちろん、イベントが計画通りにできるのか?といったドキドキはあったのですが。当日よりもむしろ前日までの準備の方が大変でしたね。そうめんを流すテストの段階で、当日の運営上の課題を洗い出して対応できていたので良かったと思います。
ー当日の参加人数などについて教えてください!
事前にGoogleフォームで当日の参加を募ったところ申込は90人だったんです。ただ、当日の参加者は60名前後と想定より少なくなってしまいました。実施後にアンケートをとったところ、参加呼びかけの内容に問題点があった(無料で食べられる等もっとアピールしたほうが良い等)と指摘がありました。自分たちは企画/運営側なので、どういった内容のイベントか知っているものの、他の学生に内容が伝わっていなかった部分があり、どのように参加を呼び掛けるかは今後の課題だと思っています。
ー参加した学生の反応はいかがでしたか?
参加者全体的にはとても好評でした!PFCの教探生が集まって楽しんでくれていたので本当に嬉しかったですし、イベントができて良かったと感じました。
ー今後も今回のような企画の予定はありますか?
流しそうめんが終わった後にある先生と話していて、今度はおでんパーティーか餅つきなどを行ったらどうかという話しになりました(笑)
今回の流しそうめんは火を使わなかったので、最小限の作業で開催できました。今後イベントを企画するとしても、なるべく手間や作業が少ない企画にしないといけないと思います。
100人スケールのイベントを継続的にどのように実施するかについて今回のイベントに関わったメンバーで話したのですが、実行委員会方式など複数人が分担を決めながら進めるようにしてはどうかという案も出ていました。作業手順や当日運営方法をマニュアル化したり、企画や事務室への依頼等、分担して作業を進めたりすることが今後もこのような企画をする上で大事だと考えています。今回はPFCでイベントをする際の一例として貢献できたところがあったかなと思っています!
ー企画を振り返って思ったことは?
すべてを終えて大変さがわかったうえで・・企画は安易に言い出すもんじゃないなと感じました(笑)
現在、町田キャンパスの学園祭の準備に関わらせてもらっており、実行委員長などの動きを見て、開催に向けた準備の大変さやスタッフのシフト調整などを垣間見ることがあります。もちろん規模や作業内容も少し違うかもしれないですが、自分も今回のイベント運営をしたからこそ理解できる部分もあります。イベントまでの準備は相当大変であることを身をもってわかった気がしますね。
ー最後に、今回の1番の立役者は誰でしょうか?
PFCの施設管理スタッフの方がMVPです!
そうめんを流すレールをどうするか検討していた時に、プラスチックパイプを買ってきて縦半分に切る、竹を取ってくる、などのアイデアはあったのですが、雨どい使うという方法を提案頂きました!その他に、レールを固定するときの脚立の手配や、水道からの水を持ってくる際のホースの設置、排水用のバケツをその場で加工してもらったことなど、多大なご協力をいただきました。
そしてもちろん、PFCに関わってくれているすべての人のおかげで、今回の流しそうめんは実現できた企画だと思っています。本当に感謝です!!
宮本さん、ありがとうございました。
今後も教育探究科学群での活躍を期待しています!
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