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【探究コンペ:採択者にインタビュー!#2】昼寝の学習効果に関する探究

探究コンペ採択者にインタビュー第2弾!
教育探究科学群では「探究コンペ」という授業外での探究活動を経済的に支援する制度を用意しています。探究コンペでは学生の作成した探究計画書を教職員が評価し、妥当性があり実現可能な計画であると認められた場合は、探究活動の補助となる資金を獲得できます。

今回は、2023年2Qのコンペにグループで採択された山本遥希さん・中村優太さんにお話を聞きました。なお、今回インタビューには参加していませんが新井薫さん・山本聖さんを加えた4人グループでの応募でした。

左:中村さん・右:山本さん

■山本 遥希さん(教育探究科学群1年生)
■中村 優太さん(教育探究科学群1年生)

探究コンペのテーマ:
昼寝の学習効果に関する探究:PFCにおける昼寝スペースの設置を目指して
<概要>
この探究では昼寝と学習効果の関係性を調査し、PFC内に昼寝スペースを設けることを目的としています。

具体的には以下の内容で調査をします。
1.明善高等学校の学生へのアンケート調査
2.同学生数名へのインタビュー調査
3.取り組みを指導している久留米大学医学部へのインタビュー調査
4.教育探究科学群の学生への睡眠に関するアンケート調査
5.試験的にPFCに昼寝スペースを設置、利用者へのインタビュー調査

インタビューやアンケート調査を用いて昼寝が学習にどのような影響を与えるのかを明らかにし、大学生の学習環境の向上に貢献します。今回は4名グループでの探究活動となるため、先行研究の読み込み、インタビュー調査、アンケート調査、データ分析、進捗管理、報告書の作成等を分担して担当することを計画しました。



ー応募しようと思ったきっかけを教えてください!

友人の新井くんが森部屋やテラスのベンチでよく昼寝しているんですけど、「ちゃんとした昼寝スペースがほしい」と言っていたのがきっかけです!その時、とある高校が昼寝に関する実験を行っていたことを思い出し、それを大学でも実現したいと思いました。彼は色々なところで寝ているんです(笑)


ー計画書に取り組むまでも大変だったと思いますが、やってみようと思ったのはなぜですか?

気合いです(笑)バイウィークで授業がない期間が2週間があったので、考えを巡らせる時間がたくさんありました。その中で、せっかくなので探究コンペに取り組んでみたいと思うようになりました。まずは頭の中で考えて、メモして、実際に書いてみる、というような流れで進めました。
集中して考えられる時間があったので、取り組むことができたと思います。


ー今回は4人グループでの応募でしたよね。グループづくりのきっかけはありますか?

普段から仲の良い4名で応募しました!
お昼ご飯を食べながらアイディアを出し、コンペに出してみようという話になりました。


ー計画書は分担して作成しましたか?

基本的には私(山本)が主体となって書類を書いていました。他の3人にはアイディア出しや、見直し等を担当してもらい協力しながら作成しました。

ー採択された時はどう感じましたか?

正直なところ、採択されるという実感はあまりありませんでした(笑)探究コンペに取り組んでいる学生はあまりいないと思っていたこともあり、採択は12件中5件のみと聞いて結構ビクビクしていました。
採択の結果を伝えられた瞬間はとても嬉しかったです!


ー教員からのフィードバックに対して正直どう思いましたか?

いくつかポイントがありましたが、納得する部分が多かったです。もっとダメだしされると思っていたので、思ったより安心しました(笑)
文章で指摘がいただけてポイントが明確になるので、非常にありがたいと思いました。

ー初回の応募にもかかわらず、問いの立て方がしっかりしていた印象でした。

探究活動には高校の時から取り組んでいたので、高校での経験は活きている部分もあるかもしれません。
高校では先行研究を調べるという活動を行っていて、大学に入ってからは基礎ゼミナールという授業でアカデミックな文章とは何かをしっかりと学んでいました。
また、研究計画書の書き方などをインターネットで調べながら書いていました。


山本さん、中村さん、ありがとうございました。
探究コンペ制度を活用した今回の探究活動の成果を期待しています!

■桜美林大学 教育探究科学群の情報はこちら

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